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レッドソックス吉田正尚「色んなパターンがあると思う」チーム最多14死球

スポーツ報知 / 2024年9月28日 11時38分

◆米大リーグ レッドソックス1―2レイズ(27日 米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が27日(日本時間28日)、本拠のレイズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。第1打席で右上腕に今季14個目の死球を受けるなど、3打数無安打1死球1三振で、打率は2割8分となった。チームは1―2で敗れた。

 2回1死で迎えた第1打席。相手先発ブラッドリーの初球。内角高めへのカットボールが吉田の右肘を直撃した。14死球はチーム断トツ。ア・リーグでは10位タイにランク入り。昨季は580打席で7死球だったが、今季は421打席で14死球と激増している。

 「どうなんですかね。ちょっと分からないですけど。(相手が)インコースを攻めて来ているのか、完全な投げミスなのか。色んなパターンがあると思います。きょうもカット(ボール)だったので、もしかしたら(指が)引っ掛かったのかもしれない」と吉田。内訳をみると、右投手から11個、左投手から3個。先発から11個、中継ぎ投手から3個。初球の死球は今季6度目だった。

 プレーオフ進出の可能性が消えたチームが、迎えた本拠地での今季最終カード。10月の野球がなくなったボストンだが、観衆は収容能力の約9割となる3万3694人。8回にはウェーブも沸き起こった。「当たり前のことじゃないと思います。前からチケットを買っていた人もいるだろうし。そういう意味では、プレーヤーとして最後まで戦うことは、当たり前だと思います」。第2打席以降は、空振り三振、左飛、三ゴロと快音は出ず、もどかしそうだ。

 「残り10試合を切った頃くらいから、毎日、悔いなく1日を終われればと思って、カウントダウンが過ぎている」と、心境を語った吉田。残り2試合もベストを尽くす。

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