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【高校野球】帯広大谷が今夏甲子園出場の白樺学園を破り、2年連続5度目の全道大会出場決めた

スポーツ報知 / 2024年9月29日 7時55分

9回1失点で完投した帯広大谷・泉

◆第77回秋季全道高校野球大会十勝地区予選 ▽Aブロック代表決定戦 帯広大谷2―1白樺学園(28日・帯広の森)

 函館、室蘭、北見、釧根地区が開幕し、10地区で24試合が行われた。十勝地区では代表決定戦が行われ、帯広大谷が2―1で白樺学園を撃破。エース右腕・泉映甫投手(2年)が9回1失点で完投し、一番乗りで2年連続5度目の全道大会出場を決めた。

 帯広大谷・泉が巧みな「技」で白樺学園打線を封じた。右腕は最後の打者を二ゴロに打ち取ると、人さし指を突き上げた。2試合連続完投で優勝候補を破り、「白樺(学園)は甲子園に行った2年生が多かったので不安だったけど、途中から自信を持って投げられた。率直に勝ててうれしい」と充実感をにじませた。

 変化球が投球の約8割を占めた。5回以降は毎回走者を背負う投球が続いたが、夏の大会後に習得した縦スライダー、山なりの超スローカーブなどを織り交ぜ、要所を締めて2回以降は無失点。直球の最速は134キロながら、緩急をつけた巧みな投球術で9回115球を投げ抜いた。

 相手は今夏の甲子園に出場したメンバー5人がスタメンに名を連ねる。強力打線との対峙(たいじ)を前に、夏の北大会の映像を何度も見返して大一番に備えた。3日間で約6時間、テレビ画面と向き合って分析を重ね、「苦手なコースを攻められた」とうなずいた。

 全道4強入りした昨秋から4季連続の地区突破。昨年の準決勝でも登板している泉は「去年は先輩にいい思いをさせてもらった。その思いを後輩たちにも味わわせてあげたい」と2年連続の舞台でさらなる飛躍を誓った。(島山 知房)

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