笑福亭鶴瓶＆小籔千豊がフリートーク 番組１０回目節目に鶴瓶「年に４回はしたい」と意欲

ＮＨＫ「ヤブツル＃１０」の収録に臨んだ笑福亭鶴瓶（左）と小籔千豊（カメラ・古田　尚）

　落語家の笑福亭鶴瓶と、お笑いタレントの小籔千豊が２９日、ＮＨＫ大阪放送局でトークバラエティー「ヤブツル♯１０」（１０月２５日、後７時５７分＝関西ローカル）の公開収録に参加した。

　台本なし、打ち合わせなしで臨む、自由気ままな２人のフリートークが見どころ。この日はスタジオの観覧席に子育て中の親世代を迎え、子育ての悩みや、我が子のスピリチュアルな能力などの話題で盛り上がった。パネルには「ネット動画ばかり見ている」「イライラをコントロールする方法」「スピリチュアル娘の不思議な力がすごい」など、様々な育児相談がずらり。鶴瓶が小籔に尋ねると、テンポのいい即答で笑わせた。

　これまでは午後１０時以降の放送だったが、１０回目にしてゴールデン枠に進出。鶴瓶は収録後に「流れがすごく良かった。質問コーナーでも、小籔がすごい気持ちよさそうにしゃべってる」と絶賛した。小籔は「１０回というのもちょっとビビってます。なんか乗せられてお話しさせていただく感じ」と謙そんするも、鶴瓶は「（小籔の）全然笑ってない笑顔が好き。年に４回はしたいよね」と、番組に手応えを感じていた。

　この日は子育てがテーマだったが、小籔は「僕の意見が正しいとは思いませんが、誰かがちょっとでも気楽になってくれたらいいなという気持ちで答えさせてもらってます」と、質問を次々と論破。その様子を爆笑しながら見ていた鶴瓶は「子育てっていうのはあんまり好きではなかったんですけど、今回やって良かった」と振り返った。

　松竹芸能の鶴瓶と、吉本興業の小籔という奇跡の組み合わせ。小籔は「（ＴＫＯ）木本（武宏）さんとかは『あれは俺らがやらなあかんことだよね』って。みんな羨ましいって言ってきます」とニヤリ。鶴瓶も「これは大阪ならではのものですから。何十年も続けたい」と意欲を見せ、小籔も「長生きしてもらわないとダメですよ」とけしかけた。