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【阪神】桐敷拓馬が鉄腕・久保田以来の70登板「やりがい強く」岡田監督「タイトル取らせたい。勲章としてな」

スポーツ報知 / 2024年9月29日 22時42分

8回から登板した桐敷拓馬(カメラ・馬場 秀則)

◆JERAセ・リーグ 阪神7―6DeNA(29日・甲子園)

 阪神・桐敷拓馬投手が今季70試合目の登板を3者凡退で締め、リーグトップタイの40ホールドとした。チームが逆転した直後の8回に出番。先頭の筒香を三邪飛に打ち取ると、伊藤から見逃し三振を奪い、森敬を一ゴロに仕留めた。球団では、2010年に71試合に登板した久保田(現投手コーチ)以来の大台。「やりがいを強く感じてやれています。70試合登板はまったく想像できなかったけど、経験させてもらってありがたい。任されたところで投げて、ここまで1軍でやってこられて自信になっています」と胸を張った。

 昨季は後半に活躍した左腕。今季は開幕からフル回転で、岡田監督も「実質1年目やからな。もう本当に、ケガなく一番投げてる。そら、ものすごい自信になると思うよ」と絶賛した。43ホールドポイントはリーグトップをキープ。42の中日・松山と最優秀中継ぎのタイトルを争うが、指揮官も「昼間にライバルが並んだみたいだったから。なんとか、ここまで来たらタイトルを取らせてあげたい。これだけ投げたわけやから、その勲章としてな」と約束した。残り2試合。2位が決まり、ゲラや岩崎は出場選手登録を抹消するが「桐敷も…」といいかけ「まあ、桐敷はちょっと置いとくわ。向こう(松山)の状況もあるから」と明かした。

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