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【阪神】佐藤輝明、逆転2点適時三塁打で2位決めた 岡田監督は「よくひっくり返した」

スポーツ報知 / 2024年9月30日 5時0分

7回2死一、二塁、佐藤輝明が逆転となる左線2点適時三塁打を放ち、三塁へヘッドスライディングする(カメラ・馬場 秀則) 

◆JERAセ・リーグ 阪神7―6DeNA(29日・甲子園)

 聖地のボルルテージは最高潮に達した。4点ビハインドで迎えた7回、1点差に迫りなおも2死一、二塁。阪神・佐藤輝明内野手(25)は覚悟を決めた。「つないでもらったチャンス。一振りで決める」。カウント1ボールからの2球目を左翼線へ。決死のヘッドスライディングも実った逆転の2点三塁打。連敗を3で止め、シーズン2位を確定させた。

 2三振で迎えた第4打席だった。3戦連続安打が劇的なV打。9月好調の要因に挙げる脱力した構えから逆方向へ、はじき返して「すごくいい状態が続いている」と胸を張った。

 主砲の一打がクライマックスとなった大逆転劇。岡田監督は「よく、ひっくり返した」と目を細め、「厳しい攻めをしてくる場面で、ああいう逆らわない打撃をすればつながる」と、うなずいた。

 28日には今季140試合目でV逸が決定。球団史上初のリーグ連覇は、夢と散った。「そら、もう相手が勝ったら、しゃあない」と指揮官。前夜、最後の打者となった佐藤輝も「今できるベストを」と思い描いた。

 10月12日開幕のクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(S)は甲子園開催が決まった。対戦する可能性があるDeNAとの“前哨戦”を制し、岡田監督は「地の利があるので、すごく大きい」と歓迎。気持ちを切り替えた表情で「あと1か月、野球したい」と日本シリーズまでの戦いを熱望した。虎党の大歓声に後押しされる本拠地から、見据える下克上。虎視たんたんと打倒・巨人を狙う。(直川 響)

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