【高校バレー】郡山女子大付がV9で春高へ…絶対女王の重圧はねのけ逆転勝利
スポーツ報知 / 2024年11月21日 6時50分
◆高校バレー福島県大会▽女子決勝 郡山女子大付3-1聖光学院(20日・福島トヨタクラウンアリーナ)
男女決勝が行われた。女子は郡山女子大付の石井美空(3年)がエースの意地を見せる活躍で、聖光学院に3―1で逆転勝ち。9年連続26度目の全日本高校選手権(通称・春高バレー。来年1月5日開幕、東京体育館)出場を決めた。男子は郡山北工が3―0で相馬を破り、2年連続12度目の出場。これで東北地区の春高バレー出場校が出そろった。組み合わせ抽選会は12月1日に行われる。
*****
第4セットの24―17で迎えたマッチポイント。レフトにトスが上がると待ち構えていた郡山女子大付・石井が高く跳び上がり、右腕を振り抜いた。「去年まで最後の1点を取り切れずに負けてしまう試合が何回もあった。絶対得点を取る気持ちで打ちました」。相手のブロック上からストレートにたたきつけ、優勝。雄たけびを上げガッツポーズし、選手たちとコートで抱き合い、喜びをかみしめた。
同校の歴代エースが着用してきた「背番号7」にふさわしい活躍を見せた。1セット目を先取され、リズムをつかめずに苦しんでいたチーム。だが、12―12で迎えた第2セット中盤に石井が3連続スパイクを決め、形勢を逆転させた。「大事な場面で1点を取るのがエースの役割。それを果たそうと練習してきたので、出せて良かった」。エースの得点とともにチームも勢いに乗った。
絶対女王という立場にもちろんプレッシャーはある。立ち上がりから全力を尽くす相手のプレーに押され「しんどかったし、苦しんだ」と佐藤浩明監督。それでも選手たちを信じ、助言をせずに見守った。「春高は選手たちのキャンバス。好きな色で自由なことを描けばいい」。そうやって成長させてきた選手たちが見事にプレッシャーをはねのけた。
1年時から主戦の石井にとって、最後となる全国。大舞台では先を見ずに一戦必勝で戦っていく。「チームとしては簡単なミスを減らしていきたい。個人としてはずっといい状態でプレーができるようにしていきたい」と言葉に力を込め、全国でもチームをけん引する。(山崎 賢人)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
男子・札幌大谷が創部5年目で初の春高バレー切符…道準決勝で札幌藻岩を撃破
スポーツ報知 / 2024年11月23日 8時2分
-
女子・旭川志峯が初の春高バレー出場決定…道決勝で札幌山の手にフルセットの末逆転し初優勝
スポーツ報知 / 2024年11月23日 7時41分
-
【高校バレー】郡山北工が2年連続春高切符 二階堂大樹監督のオーバーリアクションでチームに活気
スポーツ報知 / 2024年11月21日 6時45分
-
選手起用ズバリで決勝点!! 尚志、堅守見せた学法石川を振り切って4年連続15回目の全国へ!!:福島
ゲキサカ / 2024年11月17日 7時0分
-
「日本一目指す」 春高バレー京都代表決定 男子は洛南、女子は京都橘
産経ニュース / 2024年11月16日 20時19分
ランキング
-
1「私は重い不安障害とADHDを患っている」 女子フィギュアで輝く裏で…人知れぬ葛藤を抱えて立つリンク
THE ANSWER / 2024年11月23日 8時13分
-
2侍ジャパンは2次ラウンド2連勝、決勝進出の条件は…23日昼の試合結果で決定の可能性も
読売新聞 / 2024年11月23日 0時20分
-
3【侍ジャパン】ベネズエラに逆転勝利で無傷の7連勝&国際大会26連勝 2大会連続決勝に大きく前進 牧が決勝満塁弾など13安打9得点
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 23時2分
-
4「大谷翔平は永久MVP」元メジャーリーガーが断言 二刀流続ければ敵なし!
東スポWEB / 2024年11月23日 11時4分
-
5ベネズエラ・ロペス監督「夢であり、これぞベネズエラだという試合をやろう!」 日本戦敗戦も前を向く
スポニチアネックス / 2024年11月22日 23時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください