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101回目の早慶戦 早大が57―3で圧勝 慶大は屈辱ノートライ…計8トライの猛攻、12・1早明戦で全勝Vへ

スポーツ報知 / 2024年11月23日 15時58分

トライを挙げた早大のFB矢崎由高(カメラ・大谷翔太)

◆ラグビー▽関東大学対抗戦 早大―慶大(23日、秩父宮ラグビー場)

 101回目を迎えた早大―慶大による伝統の「早慶戦」は、ここまで全勝の早大が57―3で慶大に勝利。6季ぶりの対抗戦Vに王手をかけた。

 先制は早大。前半12分、自陣から攻めてフッカー佐藤健次(4年)がゲイン。最後はNO8鈴木風詩(4年)に渡りトライを挙げた。同15分は、敵陣22メートルライン付近からFB矢崎由高(2年)が切り込み、左に展開してSO服部亮太(1年)が追加点。17―3の前半28分は、敵陣左サイドからラインアウトモールを押し込んで佐藤がトライを挙げた。33分にはFB矢崎が快足を飛ばし、慶大の守りをかいくぐりながら約30メートルを走りきってトライ。キックも決まり31―3。37分にフランカー田中勇成(3年)がチーム5トライ目で、早大が38―3で折り返した。

 後半は13分、早大が敵陣左サイド深くのラインアウトから相手インゴールに迫り、中央からSO服部が右へロングパス。受けたWTB田中健想(1年)がトライ。25分は敵陣22メートル外でボールを持った服部が絶妙なキックパスで、WTB池本晴人(2年)のトライをアシスト。早大が50―3と突き放す。同37分にはCTB福島秀法(3年)が左中間に沈め、チーム8トライ目の猛攻。守っては慶大をノートライに抑え、全勝をキープ。戦績は早大が2015年から10連勝で、通算74勝7分20敗となった。12月1日の明大戦(国立)で勝てば、6季ぶりの対抗戦優勝が決まる。

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