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霧島「何もできなかった」 豊昇龍につり出されて完敗 再大関取りから一転負け越し 「残り1番に集中したい」

スポーツ報知 / 2024年11月23日 18時49分

豊昇龍(手前)が吊り出しで霧島を下す (カメラ・豊田 秀一)

◆大相撲 ▽九州場所14日目(23日・福岡国際センター)

 関脇・霧島(音羽山)は8敗を喫して、負け越しとなった。立ち合いで大関・豊昇龍(立浪)にもろ差しを許すと、そのまま抱えるようにつり上げられ、土俵を割った。支度部屋では「右を差したかったが、両方差されて何もできなかった」と唇をかんだ。

 大関だった昨年九州場所で2度目の優勝。だが今年初場所で綱取りに失敗すると、春場所と夏場所で連続して負け越して大関から陥落。関脇に転落した名古屋場所は8勝、秋場所は12勝と勝ち越しを続け、今場所で13勝以上を挙げれば、大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」に届く中だったが、まさかの負け越し。一転関脇の地位も危うくなった。「負け越しになったが、残り1番自分の相撲を取ることに集中したい」と語った。

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