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関幸治 カオルにもコロナにも振り回された?突然の配役変更を明かす

スポーツ報知 / 2024年11月23日 20時41分

舞台あいさつに登壇した(左から)湯浅典子監督、関幸治、一木香乃、新津ちせ(カメラ・中西 珠友)

 俳優の関幸治が23日、都内で主演映画「カオルの葬式」(湯浅典子監督、公開中)の舞台あいさつに共演した新津ちせ、一木香乃と出席した。

 横谷潤(関)は10年前に離婚した女性脚本家・鷲巣カオル(一木)の遺言に喪主をするよう記されており、東京から岡山に向かう。そこで9歳の一人娘・薫(新津)と出会う。鷲巣の故郷・岡山の人と交流する中事件が起きる。

 カオルの遺影を手に関は「本日、喪主を務めさせていただきます」とあいさつ。これには一木も「本日は私のお葬式にきてくださり、ありがとうございます」と続けた。

 カオルに振り回される横谷を演じた関が、作品外でも振り回されたと告白。スペイン、シンガポールのスタッフも携わる国際共同製作作品でコロナ禍だったこともあり、スケジュールが1年後ろ倒しに。さらに「もともと違う役で受かって」「(撮影まで)1年かかったら、(もともと)主役の方が別の仕事入って、(出演)できませんってなって」と突然の配役変更があったことも明かした。

 撮影の思い出を問われると「エンバーミングっていうのをやられるシーンで実際にやってる施設をお借りして」と一木。亡くなった女性を演じ、実際に台に乗っての撮影もあったという。「撮影の1時間前くらいには本当のエンバーミングをやっていた。生きたままで台に乗るのはものすごい経験だなと」衝撃的な経験だったと振り返った。一方、撮影当時小学生だった新津は「(葬式のシーンで撮影した寺の住職の子どもの)こたろうくんと裏山で走っていたのを覚えています」とかわいらしいエピソードを公開していた。

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