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清水ユースは「兄弟優勝」持ち越し…2度リードも藤枝東と引き分け

スポーツ報知 / 2024年11月24日 6時30分

後半19分、2点目を決めて仲間から祝福される清水ユース・針生(左)

◆サッカー ◇高円宮杯U―18プリンスリーグ東海  第17節 清水ユース2-2藤枝東(23日・アイスタ)

 首位の清水エスパルスユースは藤枝東と2―2で引き分け、トップとの「兄弟優勝」は持ち越しとなった。2位のジュビロ磐田U―18は、勝ち点で並ぶ3位の藤枝明誠を2―1で下し、プレミアリーグプレーオフ(PO=12月6・8日、広島)出場へ大きく前進した。清水と磐田は30日の最終節で対戦する。

 約3週間前、トップがJ2優勝を決めたアイスタで弟分も、とはいかなかった。清水ユースは2度リードしながら追いつかれ、6月からの連勝は10でストップ。1ゴール1アシストのMF針生涼太(2年)は「アイスタで勝つことに意味がある。勝たないといけない試合だった」と語気を強めた。

 前半31分、右クロスでFW佐藤利仁(1年)の先制弾を演出。後半19分にはMF西原源樹(3年)のドリブル突破のこぼれに反応し、今季13点目をねじ込んだ。「結果は良かったが、もっとチャンスはあった」と満足はしなかった。すでにプロ契約し、トップで今季16試合2得点の西原は故障明けで1か月半ぶりの公式戦。「いつも通り緊張せずできた」と振り返った。

 最終節は引き分け以上で優勝が決定。すでに進出が確定しているプレミアリーグPOへ弾みをつけたいところだ。針生は「ジュビロを潰してエスパルスが強いことを示す」と宣言した。

(武藤 瑞基)

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