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【ヤクルト】田口と長岡がミズノショップで一日店長 長岡発案・夢のじゃんけん大会では田口が“男気発揮”「おれ2人に買うわ!」

スポーツ報知 / 2024年11月29日 21時0分

ミズノショップの一日店長を務めたヤクルト・田口麗斗投手(左)と長岡秀樹内野手(カメラ・竹内夏紀)

 ミズノ社ブランドアンバサダーのヤクルト・長岡秀樹内野手と田口麗斗投手が、港区・北青山にあるミズノショップで一日店長を務めた。トークショーでは、集まった野球少年たちの質問に答えるなどし、子供たちとの交流を楽しんだ。

 小中学生15人を前にしたトークショー後には、長岡が「じゃんけんで僕に勝った1人を決めます。その子にはお店にあるグローブでも何でもいいので買ってあげます!」と発表し、夢のじゃんけん大会が実現した。田口に買ってもらう権利をかけた戦いでは、小学1年生と2年生の男の子との2人が勝ち残り、一騎打ちにー。と思いきや、プロ11年目の左腕は「おれ、2人に買うわ! 競争させられんよ、2人に。だって僕ね、小3から野球始めてるんですよ。1年生、2年生が野球始めてくれてるなんてうれしすぎる!」と、男気発揮で2人分を自腹購入した。さらに会計時には、レジ横にあったキーホルダーも“おまけ”で購入する太っ腹な一面を見せた。

 じゃんけん大会の発案者の長岡は「今野球人口が減ってるとか、野球やれる環境がないとか、僕たちが子供の時とは全く違いますし、どうしたら野球を盛り上げれるかなとか、子供たちにもっと野球ができる環境を作ってあげないとなとか、いろいろ考えたら、こういうことするのがいいんじゃないかなと思い、やりました」と、野球振興への熱い思いも含めて語った。

 広島出身・田口は小学生時代には、地元の野球教室で元広島・永川と対戦した経験があったという。プロ野球選手と交流した経験で受けた影響は大きく、「じゃんけんで勝った子が対戦できるのがあった。気付いたら僕は永川さんと同じ母校・広島新庄高を卒業した。そういう小さいことで何か縁となってつながって、こういう世界に入れた。あの時対戦してなかったら、なってなかったかもしれない」と感慨深げ。地元思いの左腕は「子どもたちとプロ野球選手が交流する機会を生むのはすごく大事なこと。将来は、野球大会をいずれ開催できるような立場になりたい」と夢を語った。

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