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J1札幌 昨季降格経験したMF近藤友喜が2年連続阻止へ「迷わずイエローでも止める」…12・1アウェー広島戦

スポーツ報知 / 2024年11月30日 6時30分

雪が舞う中での練習でボールをキープする札幌・近藤(カメラ・砂田 秀人)

 北海道コンサドーレ札幌MF近藤友喜(23)が、カードも恐れず勝利だけを目指す。札幌は12月1日のアウェー・広島戦に向け、29日は宮の沢で紅白戦を行った。主力組に入った近藤は警告が3枚と、出場停止まであと1。6月の第18節に受けて以降、出場14試合を乗り切って残り2戦まで来たが、J1残留に負けられない広島戦へ「ずっと意識してきたが、それでプレーが緩くなったら意味がない。もし自分が抜かれてピンチになるなら、迷わずイエローでも止めるべき」と覚悟を決めて勝ち点3を追い求める。

 30日に17位柏が勝ち点を手にするとJ2降格となる。広島への移動中に事態が決する可能性もあるが「どんな結果になってもアウェーに来てくれるサポーターは多くいる。そういう人たちのためにも、どうであれ勝ち点3を目指していきたい」と、万全の態勢で試合を迎えることに集中する。

 昨季所属した横浜FCで降格を経験した。2年連続で苦しい終盤となっているが「なかなか人がそろわない時期はあったが、人が戻ってきた今、札幌は強いと僕は思うので」とJ1で戦い続ける力があることを疑ってはいない。生き残りへ、すべき役割は分かっている。「得点が必要なのでどんどん前に前にと。それが元々の札幌らしさだから」。どんな状況になっても、近藤が戦う姿勢を右サイドから示していく。

(砂田 秀人)

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