1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

ペルージャが開幕11連勝 12得点・石川祐希「やるしかない」苦しい場面で途中出場し奮闘…バレーボールセリエA

スポーツ報知 / 2024年12月9日 8時35分

石川祐希

◇バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA)第11節 ペルージャ 3(25―19、25―23、22―25、17―25、15―9)2 ピアツェンツァ(8日、イタリア・ペルージャ)

 【パラバルトン(イタリア)8日=倉石千種】男子日本代表の石川祐希が所属する首位のペルージャは、ホームで同5位のピアツェンツァをフルセットの激闘の末に下した。セットカウント2―0から2―2に追いつかれたが、勝負の第5セット(S)でプロトニツキの痛烈なサーブなどで押し切り、開幕から無傷の11連勝を飾った。石川は第3Sの途中から出場し、12得点で勝利に貢献した。

 試合後に取材に応じた石川は「(第3セットの劣勢から)もうやるしかないですし。僕自身、途中から出て、最後までコートに立ち続けられた。でももっともっとプレーを良くしていかないといけないと思います」と熱戦を振り返った。

 先に2セット(S)を連取した昨季4冠の王者・ペルージャ。しかし第3Sは序盤からピアツェンツァがペースを握った。6―10の劣勢の場面でコートに立った石川は、8―11からサービスエース。9―12からは痛烈なバックアタックも決め、好調のサーブから流れをつくったが、チームは得点に結びつけられず、第3Sを落とした。石川は第4Sでは先発出場したが、チームは2―2から6連続失点を喫するなど、相手の勢いを止められずセットを連取され、今季初の黒星寸前に追い込まれた。

 2―2で迎えた勝負の最終S。ペルージャはプロトニツキをオポジットの位置で起用し、石川、セメニウクと3人のアウトサイドヒッターが先発した。そのプロトニツキがいきなりサービスエース。3―4の場面から石川がハイセットで相手の3枚のブロックに対し、強打を打ち抜いた。圧巻だったのは、プロトニツキのサービスエースなどで7―8から5連続得点。終盤はセメニウクのサーブで崩し、石川がバックアタックを決めた。相手のライトからのスパイクはブロックでシャットアウト。負けられない王者・ペルージャが意地を見せ、最後は競り勝った。

 次戦は15日に敵地でベローナと対戦する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください