千葉百音、全日本へ「完璧な演技を絶対やりたい」将来的な大技習得にも意欲「組み込んでいけるように」

GPファイナルから帰国し、取材に応じた千葉百音

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）ファイナルに出場した日本選手が１０日、羽田空港に帰国した。

　女子は今大会、６人中５人が日本勢で過去最多の出場。その中で初出場で最高位の銀メダルを獲得した千葉百音（木下アカデミー）は「演技直後は結構、悔しい思いが強かったんですけど、一夜明けたり、帰ってきたりして、初出場２位で終われたことは、このあと大きい大会に出たときに自信にしていいかなと思う。このあと、３回転だけの構成だとなかなか上に上がっていけないっていうときも必ず来ると思う。トリプルアクセルとか４回転ジャンプもしっかり習得して、プログラムに組み込んでいけるように、引き続き練習していきたい」と語った。

　次は２０日開幕の全日本選手権（大阪）が控える。調整できる期間も残りわずかとなるが、「全日本選手権でしっかり、ＳＰとフリーやりきったと思えるような完璧な演技を絶対やりたい」と意気込んだ。