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鹿沼ボーイズ、初優勝 春季全国大会に弾み…本庄市長杯

スポーツ報知 / 2024年12月12日 6時40分

本庄市長杯で優勝した鹿沼は歓喜の輪をつくった

◆マツダボール第10回本庄市長杯東日本大会 ▽準決勝 鹿沼ボーイズ(栃木)8―0本庄ボーイズ(埼玉西)=5回コールド= ▽決勝 鹿沼ボーイズ(栃木)6―2藤岡ボーイズ(群馬)(1日、本庄・ケイアイスタジアム)

 鹿沼が支部交流の本庄市長杯で初優勝した。準決勝はエース左腕の青木が快投。「コントロールを重視した」投球で5回1安打零封。打線は3回1死満塁で天下谷の2点打で先制。田谷主将、小林蒼の長短打など打者13人の猛攻で8点を奪い、5回コールド勝ち。

 決勝も投打に力を見せた。初回2死一、二塁で鈴木が右前へ先制打。追いつかれた直後の4回には無死一、二塁から敵失で勝ち越すと田谷、小林蒼の連続タイムリーで加点。「引きつけて右へ打つ練習通りのバッティングができた」と小林蒼は胸を張った。

 投げては先発の鈴木が「コントロールが良かった」と4回2失点の粘投。5回からは田谷主将がリリーフ。「ブルペンでカーブとスライダーの調子が良かったので、変化球主体で投げました」と3回無失点で反撃を許さなかった。

 出場を決めている来年の春季全国大会に向け、弾みをつける優勝になった。吉高神一之監督(51)に代わり指揮した大塚修コーチ(51)は「まだ精神的な面で物足りなさがある。この冬は自分と向き合って練習してほしい」と願う。さらなる高みへ、成長は止まらない。

 【鹿沼ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 ※田谷茉久、福田真翔、阿久津希、設楽拓生、寺内太志、島田琉希、小林蒼空、鈴木凌斗、天下谷瑠衣斗、青木倖士朗、石川晟央、星勝太郎

 ▽1年生 斎藤龍斗、小林勇璃、川田悠雅、田中涼也、吉沢隼一、松島伶桜、出原蒼大、君島壮祐、矢古宇芳弥、小田勇侍、齋藤優羽雅、角田駿斗、根本一絆

 【表彰選手】

最優秀選手賞 田谷茉久(鹿沼)

敢闘賞    竹林健人(藤岡)

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