名古屋Ｄ、連敗３でストップ 横浜ＢＣに２０点差快勝 中地区５位から上位へ「誇りに思えるようなチームに」

名古屋Ｄのショーン・デニス監督

◆プロバスケットボール男子　▽りそなＢリーグ　名古屋Ｄ―横浜ＢＣ（１４日、ドルフィンズアリーナ）

　中地区同士の一戦で、名古屋Ｄが、横浜ＢＣに９１―７１で勝利。Ｂリーグの連敗を３で止め、４試合ぶりの白星を手にした。一方の横浜ＢＣは、３連敗となった。

　試合は第１クオーター（Ｑ）、名古屋Ｄが２８―１３と大量リード。第２Ｑは横浜ＢＣが連続３ポイント（３Ｐ）などで追い上げて点差を縮められ、名古屋Ｄのリードは９点で折り返した。

　第３Ｑは名古屋Ｄがラストプレーで中東泰斗が３Ｐを決め、リードを１２点に広げた。最終第４Ｑは、名古屋Ｄが１９―１１で引き離し、２０点差で快勝。チームでフリースローを３２本獲得し、２９本を決めた。

　ショーン・デニス監督は「３Ｑの終わりからドルフィンズらしいバスケが見られた。誇りに思えるようなチームになっていこうと頑張っている。ディフェンスでいいところがたくさんあり、そこからリードを取れた。途中で集中力がなくなり、これが今の課題だが、後半、集中を高めたことが良かった」と振り返った。

　この試合の名古屋Ｄは、ザイラン・チータムが最多２１得点。フリースローは１０本中１０本と成功率１００％だった。スコット・エサトンが１９得点、齋藤拓実が１８得点と続いた。

　１５日も同会場で、横浜ＢＣと戦う。

　〇・・・今季から実施されているＢリーグ主催の親子向けイベント「ＩＮＦＲＯＮＥＥＲ　Ｂ．Ｈｉ　ＴＯＵＣＨ」が、名古屋Ｄ―横浜ＢＣ戦で開催された。この日は、会場外に設置された前田製作所の建設機械「かにクレーン」を用いた巨大なバスケットゴールでのシュートチャレンジや、人気キャラクター「すみっコぐらし」の「とかげ」が来場。ファンとの撮影会が行われるなど、試合前から会場では様々な盛り上がりを見せた。１０月１３日～１２月３１日の期間中、日本全国の対象試合において行われる。