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西武の来季守護神は平良海馬 西口文也監督が絶賛する2つの能力

スポーツ報知 / 2024年12月15日 6時10分

母校を訪問した西口新監督(中)

 西武・西口文也監督(52)が14日、母校の和歌山商を訪問。来季のリリーフ起用が決まった平良海馬投手(25)について、守護神として起用する方針を明かした。

 スーツに身を包んだ指揮官は柔和な笑顔で同校野球部OB会と談笑したあと、在校生徒らと交流。94年にドラフト3位で西武から指名を受けた直後に帰郷して以来の母校に「変わってないなぁ」と懐かしげな表情を浮かべた。

 頼れる男をクローザーに据え巻き返しを図る。13日に行われた2度目の契約更改でサインし「来季は中継ぎで」と宣言した平良は、21年に抑えとして20セーブを挙げた実力者だ。チームは今季、先発の武内が防御率リーグ2位、今井が同3位と奮闘したが「リリーフ陣がちょっと弱い」と話すように、チーム防御率はリーグ4位の3・02でブルペンの強化が課題。「一番後ろに三振を取れるクローザーがいると違うと思うし、制球力もいいので安心して任せられる」と信頼を寄せる。

 同じ和歌山出身の監督には負けられない。西口監督の就任により、来季パ・リーグの監督はソフトバンク・小久保、ロッテ・吉井と半数が和歌山出身。「今年両監督にやられすぎたから、何とか来年はやり返したい」。原点の地で雪辱を誓った。(大中 彩未)

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