【ハリウッドスラング044】タランティーノは「rip off」?

ハリウッドニュース / 2013年2月4日 15時0分

映画『スウィンガーズ』で映画の「rip off」について語ったヴィンス・ヴォーン (c)Hollywood News

今回のハリウッドスラングは、「rip off(リップ・オフ)」。あなたは高価な物を買った後に、それがそのくらいの値段の価値はしないと知るという経験をしたことありますか? 「ぼったくり」という意味の「rip off」を紹介します。

使用例:
ビル:I can not believe this drink cost me 20 dollars.
(この飲み物が20ドルもしたなんて信じられないよ)
マイキー:That is a rip-off. Everything at this bar is way too expensive.
(そりゃぼったくりだね。このバーにある全ての物が高過ぎるよ)

「rip off」には、「奪い取る」という意味があるので、金を奪い取られるということで「ぼったくり」という意味になるのでしょう。なお、「I got ripped off today(今日だまされちゃったよ)」という例のように、「get ripped off」で「だまされる」という意味になるのですよ。

俳優のヴィンス・ヴォーンとジョン・ファヴローが主演の『スウィンガーズ』(96)というロサンゼルスに生きる若い俳優たちを描く青春映画があります。その劇中で、主人公たちが、クエンティン・タランティーノ監督が『レザボア・ドッグス』(92)で、マーティン・スコセッシ監督の映画から撮影のアイデアを「rip off(盗んでいる)」しているという映画オタクな議論をする有名な場面があります。このように、お金のことだけでなく、アイデアを盗用するという意味でも、この言葉を使うことができるのです。

ちなみに同映画では、主人公たちは論議の末に、「みんなが誰かからアイデアを盗んでいる」という結論に達し、その直後の場面で大胆にも『レザボア・ドッグス』のある1シーンと撮影と編集のスタイルがまったく同じシーンが登場するのです。この映画は、ユーモアと共に映画における「rip off」を表現したのでした。面白いですよね!【村井 ユーヤ】

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