【ハリウッドスラング016】「douchebag」なヤツにはなりたくない

ハリウッドニュース / 2012年7月16日 15時0分

「douchebag」というイメージの強いカニエ・ウェスト (c)Hollywood News

今回のハリウッドスラングは、「douchebag(デューシュバッグ)」。アメリカにはイヤな人を表現するのにたくさんのスラングが存在しています。今回紹介するのは、「思い上がったバカ」という意味の「douchebag」です。

使用例:
マイク:My co-worker David is such a douchebag.
(僕の同僚のデヴィッドは本当に思い上がったバカだよ。)
サリー:What did he do this time? Did he say stupid things again?
(今度は何をしたの? またおバカな発言をしたの?)

元々、「douchebag」とは、「女性の膣洗浄器」という意味があります。しかし、アメリカでは、本当にムカツク人間に対して使われることが多く、「asshole」や「dirtbag」などの似たようなスラングが「イヤなヤツ」という意味があることに対して、「douchebag」は「バカな発言をするイヤなヤツ」というように、よりその人の品性や知性を疑うような意味になっています。

カニエ・ウェストの人気曲である「Runaway」には、「Let’s have a toast for the douchebags(思い上がったバカのために乾杯しよう)」という歌詞があるのですが、これは実は自分のことを歌っているのです。カニエは、2009年のMTVビデオ・ミュージック・アワード授賞式で「最優秀女性ビデオ賞」を受賞したテイラー・スウィフトのスピーチ中に、突然ステージに上がり彼女からマイクを奪い、「ビヨンセのビデオが今までの歴史の中で最高だった」と言い放つという、とんでもない事件を起こしました。それからカニエは多くの人々に「douchebag」だと言われるようになりました。この「Runaway」という曲は、その事件後に作られたものであり、「douchebag」な自分を懺悔するような内容になっているのです。

どんなことがあっても、「douchebag」だと言われるような人にはなりたくないです。それにしても、「女性の膣洗浄器」を悪口として人に言う感覚がアメリカ人らしいですね。【村井 ユーヤ】

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