ポール・スミス氏が来日、『裏切りのサーカス』での衣装協力を語る
ハリウッドニュース / 2012年4月20日 9時0分
『裏切りのサーカス』(4月21日日本公開)の写真展開催を記念して、クリエイティブサポートとして参加しているファッションデザイナーのポール・スミス氏と女優の成海璃子による来日パーティー&トークイベントが、4月19日に東京・Paul Smith丸の内店にて開催された。
スミス氏は、監督のトーマス・アルフレッドソンからの依頼を受け、舞台となる1970年代のロンドンを再現するために、重要なムードやカラー、写真家としての視点等をアドバイスしている。
とてもリラックスしたおもむきのスミス氏は、70年代を意識したファッションに身を包んだ成海をリードしながら入場。「コンニチハ」と気さくにあいさつし、来場した人たちに向かい「皆さん、今日はお酒をいっぱい飲んでいってください」と陽気なコメントで会場の笑いを誘った。
今作のアルフレッドソン監督とどのようにして出会い、クリエイティブサポートとして製作に携わることになったのかということについてスミス氏は、「トーマスから直接電話をもらって、是非ミーティングをしたいと言われてね。その後、彼と会い脚本を渡されてこの作品について研究したんだ」と述べた。
さらに、同作の舞台である70年代のロンドンや主演のゲイリー・オールドマンの衣装についての質問に対し、「トーマスから作品の色彩や映像についてのアイデアを求められてね。ざらついた映像やロンドンのイメージである“赤”を際立たせるようにしたんだ。ゲイリーとは作品内で着用するメガネ1つについても話し合ったよ」と説明した。
またスミス氏はゲイリーとの友好関係について、「彼とは23年来の友人で、ロサンゼルスにあるPaul Smithのショップの一番のお客さんだよ」とお互いの関係を話した。
そして、この作品について聞かれた成海は「すべてのシーンが見逃せない上に、何度も見たくなる“激シブ”な作品でした」とコメントした。
最後に成海は“今作はシリーズ化されるんですか?”という質問を投げかけ、スミス氏は「まずこの映画を何度か見てもらわないとね。シリーズ化については主人公と仲間たちが……」と語るにとどめて、「皆さん、この映画を見るときは席にゆったりと腰をかけてご覧ください」と付け加えた。
同作の製作に携わった経緯やアルフレッドソン監督との出会い、そしてゲイリーとの関係についてジョークを交えながら語ったスミス氏。彼のこだわりとアドバイスが、この極上のスパイ・サスペンス映画『裏切りのサーカス』をより魅力的なものにしていることは間違いないだろう。【ハリウッドニュース編集部】
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