マーティン・スコセッシ、『沈黙』のプロデューサーに訴えられる

ハリウッドニュース / 2012年8月23日 15時5分

マーティン・スコセッシ監督、映画プロデューサーから訴えられる (c)Hollywood News

映画監督のマーティン・スコセッシが、遠藤周作の同名歴史小説の映画化作品である『沈黙(Silence)』(原題・日本公開未定)の監督をするという契約を守らないということから、同映画のプロデューサーに損害賠償を求める訴訟を起こされた。

過去に『セブン』(95)や『ライフ・イズ・ビューティフル』(97)の製作をした「チェッキ・ゴーリ・ピクチャーズ」の社長であるヴィットリオ・チェッキ・ゴーリがアメリカ時間8月22日に、ロサンゼルス郡上級裁判所にスコセッシ監督を訴える書類を提出した。その書類によると、マーティンは1990年に同映画を監督すると同意していたにもかかわらず、『ディパーテッド』(06)や『シャッターアイランド』(09)、『ヒューゴの不思議な発明』(11)などを作り続け、同映画の監督を延期し続けたことから、同映画の製作準備のために75万ドル(約5883万円)を費やした同制作会社が被害を被ったと主張しているのだ。

スコセッシは、同映画の監督を延期してほかの映画を監督するたびに同制作会社に150万ドル(約1億1766万円)と給料の20%を違約金として払うことに同意していたようだが、『ヒューゴの不思議な発明』に際しての違約金を払わず、さらにレオナルド・ディカプリオ主演映画の『The Wolf of Wall Street』(原題・日本公開未定)を監督することで同映画の監督をまたも延期したことから、同制作会社は訴訟を起こす決意をしたようだ。

「沈黙」は、江戸時代の日本を舞台にヨーロッパの宣教師たちが当時に行われていたキリシタン弾圧を調査する形式で始まる内容となっている。スコセッシ監督は、まさにこの映画を監督することに対して、“沈黙”したい気分なのかもしれない。【村井 ユーヤ】

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