『マン・オブ・スティール』監督・プロデューサーが語る、新生スーパーマンの映像化

ハリウッドニュース / 2013年8月29日 20時15分

本作の撮影中のザック・スナイダー監督とヘンリー・カヴィル TM & (c) 2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED. TM & (c) DC COMICS

初めて描かれる史上最高のヒーロー誕生の瞬間、新たなるスーパーマンの物語を描いた映画『マン・オブ・スティール』。監督ら制作陣が、本作での伝統のあるスーパーヒーローであるスーパーマンの映像化について語ってくれた。

『300<スリーハンドレッド>』でスパルタ人の戦いを革新的な映像で壮大に描いたザック・スナイダー監督は、本作で、「ダークナイト」三部作でバットマン神話を新たに描いて高く評価されたフィルムメーカー、クリストファー・ノーランと組んでいる。ザックは、「『ウォッチメン』のあとでは、スーパーヒーロー映画を作るのは難しい」と、コミックブックのスーパーヒーローというジャンルを脱構築した2010年の監督作『ウォッチメン』に触れながら語る。

そして今回、スーパーマンという、ほぼ1世紀にわたり、その超人的な強さとともに、本質的な善で知られるスーパーヒーローの典型のような存在を新たに映像化するということは、ザックにとって、最初は気が挫けそうなプロジェクトに思えた。「僕は昔からスーパーマンというキャラクターのファンだったけど、その映画を監督することに対しては、すぐには決心がつかなかった」と彼は説明する。「それでクリストファーと会い、彼がどんな映画を作りたいと思っているのかを聞いたんだ。彼は、クラークと父親の間の、感動的なシーンについて説明してくれた。成長するにつれ、人との違いに気づき、ふつうなら不可能なことがいろいろできることが分かってくるのが、少年にとってどれだけつらいかをじっくり描いたシーンだった。それを聞いたあとで、僕は、『それは興味深い視点だ』と思ったんだよ」。

『バットマン ビギンズ』以来、クリストファー・ノーランと組み、本作でも、クリストファー、エマ・トーマス、デボラ・スナイダーとともに製作を務めているベテラン・プロデューサーのチャールズ・ローブンは、彼らが本作に求めるスケールと、心情描写の深さを達成するために必要なすべての資質をザックがもっており、彼こそが理想的な監督だと考えた。「ザックは驚くほど準備ができていて、集中力があり、自分が目指すものが何かを明確に分かっている」とチャールズは指摘する。「それに、これまでの作品からも分かるように、彼は大作の扱い方を知っている。彼は大がかりな演出方法も、映画を壮大なスケールで作る方法もよく知っているんだ。彼には映像的にも、コンセプト的にも優れたセンスがあり、彼は自分がこの映画のために採用した映像スタイルを、私たちが達成しようとしているコンセプトとうまく調和させたいと思っている」。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ハリウッドニュース

トピックスRSS

ランキング