映画『ニード・フォー・スピード』、ド迫力シーンは天国の父へのオマージュ

ハリウッドニュース / 2014年5月30日 19時0分

リアルなド迫力アクションが満載!『ニード・フォー・スピード』 (c)2014 Dream Works ll. Distribution Co. All Rights Reserved.

迫真のレーシング・バトルアクション『ニード・フォー・スピード』(6月7日日本公開)。CGを一切使用していない圧倒的迫力のリアルなカーアクション映像の数々が見どころとなっている本作だが、これらの映像は監督を務めたスコット・ワウの父で名スタントマンであったフレッド・ワウ監督へのオマージュになっている。よく見ると、車映画の歴史を作ってきた名作を感じさせる内容となっているのだ。

本作最大の見所である“グラス・ホッパー”と呼ばれるシーンは、全米最大の公道レーシング・バトル「デレオン」への出場権を得るため、カリフォルニアに急ぐ主人公らが、道中混雑するデトロイトのダウンタウンを大飛躍するという超迫力アクションシーン。

このシーンは、スコット・ワウ監督が「あの車を空中80フィートも飛ばしてフットボール・フィールド一個分もある距離を飛躍させることは、本当はやりたくありませんでした。現実には車は損傷し、脚本にあるように着地してそのまま走ることなどできません」と語るように非常に過酷な撮影となった。

このスタントはデトロイトで敢行された。多くの車が行き交う三車線道路の片側にスロープが築かれ、反対側の小さなスペースが着地ゾーンとなった。スタント・ドライバーのトロイ・ギルバートが行なったこのジャンプは、35年前に映画『ウィニング・シーズン/勝利の季節』(1978)で、ミッキー・ギルバート(トロイの父)とフレッド・ワウ(スコット・ワウの父)が行なったスタントに捧げるものだ。その映画であの2人は車でドライブイン・ムービーのスクリーンを突破しているが、『ニード・フォー・スピード』でトロイは、それを上回る160フィートのジャンプをして、しかも安全に着地させた。

監督が「演者が本物の環境にいるかどうか、観客には本能的に分かってしまうものなのです。私たちは実際に道路に出て、ハイスピードで疾走し、車から身を乗り出してこの映画を撮っています。観客に時速230マイルの世界を本格的に体感して欲しかったのです」と語るように、リアルでド迫力シーンが満載の本作は、やはり大きなスクリーンで観たい。

■『ニード・フォー・スピード』
(c) 2014 Dream Works ll. Distribution Co. All Rights Reserved.
6月7日(土) 丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国ロードショー【ハリウッドニュース編集部】

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