豪華キャストが脚本に圧倒され出演! ポール・ハギス最新作『サード・パーソン』

ハリウッドニュース / 2014年5月30日 20時15分

ポール・ハギス最新作『サード・パーソン』 (C)Corsan 2013 all rights reserved

監督デビュー作の『クラッシュ』でアカデミー賞作品賞・脚本賞をダブル受賞し、一躍世界が最も注目するフィルムメーカーとなったポール・ハギスの最新作『サード・パーソン』(6月20日日本公開)。リーアム・ニーソン、オリヴィア・ワイルド、ミラ・クニス、ジェームズ・フランコといった豪華キャストの出演が話題になっているが、彼らが参加を決めたのはポールの脚本に魅了されたためのようだ。

本作は、NY、ローマ、パリの3つの街を舞台に3組の男女が織りなす、愛、信頼、そして裏切りの物語。パリのホテルにこもって最新作を執筆中の小説家と、作家志望でもある若き愛人。ローマのバーで、密輸業者に娘を誘拐されたという他人を信じることができない女と出会ったアメリカ人ビジネスマンの男。そしてニューヨークのホテルで客室係として働く元女優と、その元夫で、売れっ子現代アーティストである男の、3つのストーリー。一見、何の接点もないようなそれぞれの愛のエピソードが並行して描かれ、クライマックスに向けて物語が衝撃的な形で交差していく様は、『クラッシュ』を彷彿とさせるポールならではの圧倒的な脚本家として、そして映像クリエイターとしての見惚れるばかりの手腕が光る。

この群像劇に顔を揃えているのは、リーアム・ニーソン、オリヴィア・ワイルド、ミラ・クニス、エイドリアン・ブロディ、ジェームズ・フランコ、モラン・アティアスといった面々。これだけ豪華なキャストが参加を決めたのは、ポールが50回も書き直しを施し完成させた脚本に圧倒的な魅力を感じたからだ。

はじめに参加を決めたのはリーアムとオリヴィアだった。リーアムは「彼がこの『サード・パーソン』の脚本を送ってきた時、ひねりと驚きのあるとても珍しい、見事に書かれた脚本だと思い、魅了されたんだ」と、脚本を読んだ時の衝撃を語る。またオリヴィアもその圧倒的なシナリオに惹かれた一人だ。「脚本を初めて読んで、すぐに気に入ったわ。そして複雑に重なり合うストーリーを理解する為に、すぐに2回は読み返したの」。

さらにエイドリアンは「まず文章として最高の出来だと思った。そして役者としての資質が試される。探し求めていた作品だ。」と絶賛し、ミラは「キャラクターがとても特別で、ユニークで、違っていると思ったわ。脚本を読んで恋に落ちたの。素晴らしい脚本で、私は泣いたわ」と絶賛。

ジェームズはポールを心から信頼している様子で、「(ポールは)素晴らしい作家だし、彼と一緒に仕事をするたびに、とても真剣な気持ちになるが、彼にはその上に素晴らしいユーモアのセンスがある。だから彼とシリアスな映画を作っても悲痛になることがないんだ」と共に仕事をする喜びを語っている。

キャストが絶賛するこの脚本を完成させたポール自身は、自分自身がわからないことについて描くことが好きだと言う。「僕はいつも同じことを念頭に置いている。直感的に脚本を書いて、それうまく伝えること。僕自身を悩ませ、自分も理解できない題材を描くことが好きだ。この作品では”人間関係”だね。基本的には人間関係の始まり、半ば、終末を描きたかった。そしてその3つがストーリーの中で絡みあうのさ」。

ハリウッドを代表する俳優陣が参加を熱望した映画『サード・パーソン』。その圧倒的な物語をぜひ劇場で堪能してほしい。

■『サード・パーソン』
6月20日(金) TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー
(C)Corsan 2013 all rights reserved【ハリウッドニュース編集部】

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