秋の行楽シーズン チャイルド・ジュニアシート正しくつけていますか？

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後志の余市町のトンネルで車同士の正面衝突の事故があり、60代の男性1人が心肺停止の状態です。

廣瀬美羽記者）

「トンネルの入口に事故車両と思われる潰れた車を2台確認できます」

23日午後2時すぎ余市町の国道229号のワッカケトンネルで「正面衝突の事故があった」と消防に通報がありました。

消防によりますと、トンネルの中で軽乗用車と乗用車が正面衝突したということです。

この事故で4人が病院に運ばれ、軽乗用車に乗っていた60代の男性1人が心肺停止の状態です。警察は乗用車が反対車線にはみ出たとみて事故の原因を調べています。

この3連休は道内各地で交通事故が相次ぎました。

十勝の清水町の日勝峠ではきのう、車が路外に転落する事故がありました。

この事故で、後ろの座席に乗っていた4歳の女の子と2歳の男の子が意識不明の状態で病院に搬送されました。

警察によりますと、後ろの座席にはチャイルドシートとジュニアシートが付けられていたということです。

3連休は終わりますが、まだまだ秋の行楽シーズンは続きます。子どもがチャイルドシートやジュニアシートに座る時は正しい付け方をしてあげましょう。

シートベルトを使用するタイプでは、ベルトが通る位置に気を付けてください。

【肩のベルト】

▼首にシートベルトがかからないことが重要

事故の衝撃で首を損傷する危険性がある。

▼「首」ではなく「肩」の硬い骨の上を通す。

【腰のベルト】

▼お腹ではなく腰骨を押さえるように着用するのがポイント。

ベルトがお腹を通ると事故の衝撃で内臓を損傷する危険性がある

骨盤の上を通るように着用しましょう

交通事故に遭ってしまった時でも子供の命を守るため、大人が気を付けてあげるようにしてください。