北海道礼文島の北東数十キロの地点…23日ロシア軍の哨戒機による領空侵犯 自衛隊機がフレアで初の警告

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23日、ロシア軍の哨戒機が北海道の礼文島付近で3回にわたって日本に領空侵犯した問題で、政府は24日、ロシア側に厳重に抗議し再発防止を強く求めたことを明らかにしました。

■林官房長官：「昨日ロシア政府に対して外交ルートで極めて厳重に抗議を行い再発防止を強く求めた。ロシア軍機の行動の意図、目的については中ロ共同演習と関連している可能性も考えられます。」

防衛省などによりますと、23日午後1時すぎから3時半すぎにかけて礼文島の北東数十キロの地点でロシア軍の哨戒機1機による領空侵犯がありました。スクランブル発進した自衛隊の戦闘機が熱と光を放つフレアを出して警告を行ないました。領空侵犯へのフレアの使用は今回が初めてです。

また、22日から23日にかけてロシア軍と中国軍の艦艇が宗谷海峡を航行するのが確認されていて防衛省が今回の領空侵犯との関連について分析を進めています。