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【新映像】“停車前に既に煙” 整備のプロが読み解く事故原因は 道央道 大型バス炎上

HTB北海道ニュース / 2024年9月24日 16時20分

(c)HTB

今月14日に道央道で新千歳空港へ向かう大型バスが炎上した事故。このバスが炎上前に煙を出しながら高速道路を走る様子をドライブレコーダーが捉えていました。

今月14日、恵庭市の道央道を走る車のドライブレコーダーの映像です。左側の車線を走る大型バス。よく見ると、バスの後ろ側から煙が出ているのが分かります。

■目撃した人:

「走ってて、臭いなという感じで。燃料のにおいですよね、昔の車とか臭いじゃないですか、エンジンよくないような、昔のダンプのような」

その後、路肩に停止し炎上したバス。車体は全焼しましたが、札幌から新千歳空港に向かう客12人と運転手1人にけがはありませんでした。

このドライブレコーダーの映像が撮影されたのは、バスが炎上した場所からおよそ700メートル手前。

「警告灯がついたので停車して後方のエンジンルーム付近を確認したら油が漏れていて、そのうち煙があがった…」

バスの運転手は警察の調べにこのように話していますが、今回の動画からは停車前から煙が上がっていたことが確認できます。また、バスの後ろをよく見ると、茶色く焦げたような変色がみられるほか、何かが付着しているように見えます。

観光バスの整備を行う会社の担当者は、走行中にかなりの量のオイルがエンジンから漏れていたことがこの動画からわかると話します。

■コーシュンコーポレーション 皆口一義社長:

「多分オイルが飛び散って跳ね上がってるんじゃないかなと。量が多ければですね、そういう風になるとは思います」

Qそれは火災が起きてしまう可能性がある?

「そうですね。走行中っていうのはかなり高熱になるんでね。普段の熱もあるし、当然やっぱりそういう部分には至ると思います。」

停車が遅れていたら大惨事になっていた可能性もある今回の事故。警察によりますとこのバスのエンジンの一部に不具合があったことがわかっていて、現在、自動車メーカーが中心となり詳しい原因を調べています。

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