JR貨物のデータ改ざん受け緊急点検 札幌市電でも輪軸データの改ざん発覚 不正輪軸は現在使用しておらず

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札幌市交通局は、JR貨物のデータ改ざんを受けて行われた緊急点検で、札幌市電でも輪軸のデータの改ざんがあったと発表しました。

データの改ざんがあったのは札幌市電の176本の輪軸のうち2本の輪軸です。路面電車の車輪交換の検査受託業者から16日、札幌市交通局に報告がありました。

受託業者は、車輪を車軸にはめ込む作業において、圧力の値が基準値を超えていたにも関わらず、基準値内の数値に差し替えて検査記録を提出していたということです。

札幌市電では、検査不正のあった輪軸を現在は使用しておらず、受託業者に対し、再発防止の徹底を求めるとしています。