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韓国時代劇ドラマ『風と雲と雨』、ヒットの理由は“権力争い”と“王女との愛”!?

クランクイン! / 2021年10月4日 12時0分

『風と雲と雨』DVD‐SET1 10月6日(水)発売/同日DVDレンタル開始

 毎年のように話題作が登場し、韓国ドラマの人気ジャンルとして定着した時代劇。“正統派”からファンタジー要素が強いもの、イケメンスター競演作まで、多彩な作品があるが、宮廷での権力闘争にロマンスが盛り込まれたドラマチックな内容のものが特に支持されている。そんなヒット要素満載で、韓国の視聴者の心を強く掴んだのが、朝鮮末期を背景としたパク・シフ主演の『風と雲と雨』だ。2021年No.1韓国時代劇との呼び声高い本作の見どころを、日本でのDVDリリースあわせて紹介していきたい。

■ パク・シフ主演『王女の男』との共通点も!

 19世紀後半、西洋の文明や新たな思想が流入し、朝鮮王朝が間もなく終焉を迎えようとする激動の時代を描く本作。

 名家出身ながら権力者キム氏一族の陰謀によって父を殺されて家が没落し、愛し合っていた王女イ・ボンリョン(コ・ソンヒ)とも引き裂かれたチェ・チョンジュン(パク・シフ)は、易学の修行を積んで当代一の観相師となる。復讐を誓って都にやって来た彼は、虎の相を持つ王族イ・ハウン(チョン・グァンリョル)と出会う。キム氏一族に媚びているかに見えるハウンの、隠された強い野心を見抜いたチョンジュンは、王位を巡る争いの渦中に身を投じていく…。

 家族や名誉をすべて奪われ復讐を胸に秘めた主人公、彼と運命的な恋に落ちる王の娘、彼らが巻き込まれていく熾烈な権力争いといった定番の人気要素には、パク・シフの過去の人気作『王女の男』との共通点がある。

 また、架空の人物であるチョンジュンとボンリョンが、イ・ハウン(=興宣大院君)や後の明成皇后ら実在人物と大きく関わっていくという点が、15代王・光海君が登場する『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』を彷彿とさせる。さらに、チョンジュンとボンリョンが紡ぐ切ない恋模様からは、第11代王・中宗と廃妃をモデルにしたロマンス時代劇『七日の王妃』が思い浮かぶ。

 こうしたことからヒットが約束されていたとも言える『風と雲と雨』。ただ、本作が特に高い人気を呼んだのは、単にヒット要素が盛り込まれていたからだけではなく、他のドラマにはない特別な設定によるところが大きい。

 それは、一流の観相師の主人公と人の未来が予見できるヒロインという、主役カップルの独特なキャラクターだ。四柱推命を元にして観相師としての才能を発揮し権力者たちを占い、キングメーカーへと登りつめていくチョンジュン。王・哲宗と巫女の間に生まれ、不思議な能力を持つがゆえに権力者に利用されながら、毅然と生きるボンリョン。歴史の表舞台とは離れた場所にいる彼らが、国の命運を左右する様子が興味深い。

 また、残酷な運命に翻弄されながらも信じる道を突き進む2人をはじめ、彼らを阻む敵役を演じた俳優たちの魅力も光る。9年ぶりに時代劇に復帰したパク・シフは、麗しい韓服やクールな黒装束など秀麗な姿を見せるとともに、一段と磨きがかかった眼差しの演技で魅了し、その真価を改めて実感させた。ボンリョン役のコ・ソンヒも『夜警日誌』以来6年ぶりの時代劇で、ミステリアスなヒロインを好演。さらに、ベテランのチョン・グァンリョルが、イ・ハウン役で見せた強烈な存在感がドラマに重みを与えている。

 『師任堂、色の日記』のユン・サンホ監督と、『夜警日誌』の脚本家パン・ジヨンという歴史ドラマのヒットメーカーが組んで描き出した、ロマンあふれるこの一作で時代劇の醍醐味をたっぷり味わってみてほしい。

 『風と雲と雨』のDVDは、10月6日(水)リリース。

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