庭の木が隣人トラブルに発展…アイスランド・アカデミー賞総なめ『隣の影』予告公開

クランクイン! 映画・セレブゴシップ / 2019年5月21日 20時10分

映画『隣の影』ポスタービジュアル 2017(C)Netop Filmes. Profile Pictures. Madants

 2018年にアイスランドのアカデミー賞にあたるエッダ賞で作品賞・監督賞・脚本賞を含む7部門を独占し、第90回アカデミー賞外国語映画賞アイスランド代表に選出されたブラック・サスペンス映画『隣の影』より、日本版の本予告映像が解禁。閑静な住宅街を舞台に、些細な隣人トラブルの連鎖から人々が暴走していくさまをシニカルに映し出したものとなっている。 本作は、2012年にバラエティ誌で「最も期待される10人のヨーロッパの監督」に選ばれたハーフシュテイン・グンナル・シーグルズ監督の長編3作目。ブラックユーモアを湛えたホームドラマの体裁を取りつつも、卓越した心理描写が光る異色のサスペンス映画となっている。第90回米アカデミー賞のアイスランド代表作品に選出されたほか、米国最大のジャンル映画祭であるファンタスティック・フェス2017では最優秀監督賞を受賞している(ファンタスティック・フェスト2018の最優秀監督賞は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督)。

 すべては、閑静な住宅地で暮らす老夫婦が、隣家の中年夫婦からクレームをつけられたことから始まった。老夫婦の庭にそびえ立つ大きな木が、いつも日光浴をするポーチに影を落としているというのだ。それをきっかけにいがみ合うようになった2組の夫婦は、何の証拠もないのに身近で相次ぐ不審な出来事をすべて相手の嫌がらせと思い込むようになる。

 その頃、元恋人とのセックス動画が原因で妻から三行半を突きつけられ、老夫婦のもとに転がり込んできた息子も、庭のテントで寝泊まりして隣人の監視を手伝うはめに。やがて老夫婦が家族同然にかわいがっていた飼い猫が失踪し、1本の木を挟んで激しく対立していた両家の人々は、決して越えてはならない危険な一線を踏み越えていくのだった…。

 予告編は、ポーチで日光浴をする女性が、騒々しく庭の手入れをする隣家の老夫婦の男性に顔をしかめる場面からスタート。次いで老夫婦の元に転がり込んだ息子が、母親から「浮気をするのは卑しい男だけ」と言われる場面に続き、「おたくの木…うちのポーチが影になるんだ」と中年夫婦の夫が隣家にクレームを告げて、対立が深まっていく様が映し出される。

 そして、老夫婦の妻が心配そうな表情で「うちの猫を見た? 消えたの」と隣家の夫に聞くが、軽く受け流され途方に暮れる場面から対立はさらにエスカレート。暴走していく人々の姿や「救いようがない。あんたも。そのクソ女も」と老夫婦の妻が中年夫婦に言い放つ姿などが流れ、最後は地を這うミミズに続き「笑顔で挨拶、心に殺意。」というキーフレーズと椅子に座る猫の姿で締めくくられている。

 映画『隣の影』は7月27日より全国順次公開。

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