戦後ドイツの“不都合な真実”を暴く ベストセラー小説を映画化『コリーニ事件』予告

クランクイン! 映画・セレブゴシップ / 2020年3月2日 20時0分

映画『コリーニ事件』ポスタービジュアル(C)2019 Constantin Film Produktion GmbH

 世界的べストラー小説を映画化し、2019年の上半期ドイツ映画No.1ヒットとなった『THE COLLINI CASE(原題)』が、邦題を『コリーニ事件』として6月12日より全国公開されることが決定した。 原作はドイツでも屈指の刑事事件弁護士として活躍している、フェルディナント・フォン・シーラッハの同名小説。自身で取り扱った事件をベースにした社会派ミステリーを多く執筆しているシーラッハにとって、初の長編作となった本作は、40か国以上で翻訳され、累計500万部を超える世界的ベストセラーとなっている。

 作中で語られた驚愕すべき“法律の落とし穴”がきっかけとなり、出版後の2012年にはドイツ連邦法務省が省内に調査委員会を立ち上げるなど、文字通り、“国家を揺るがした”小説を映像化する。

 新米弁護士のカスパー・ライネンは、ある殺人事件の国選弁護人に任命される。30年以上もの間、ドイツで模範的な市民として働いてきた67歳のイタリア人コリーニが、経済界の大物実業家をベルリンのホテルで殺したのだ。ライネンにとってこれが被告側弁護士として初めて手掛ける大きな事件。しかし、被害者は少年時代からの恩人だった。殺害について一切口を閉ざすコリーニだが、ライネンは事件を深く調べるうちに、自分の過去、ドイツ史上最大の司法スキャンダル、そして想像を超える衝撃の真実に向き合うこととなる。

 解禁された予告映像では、コリーニが殺人を犯した理由を追求する中、凶器となったワルサーP38やナチスのシンボルであるハーケンクロイツが映し出され、事件は第二次世界大戦と関係があることをほのめかしていく。果たして戦後ドイツが隠したかった“不都合な真実”とは。一件の殺人事件が、国家の巨大な陰謀へと繋がっていくスリリングな展開に注目だ。

 主人公ライネンを演じるのは、映画『ピエロがお前を嘲笑う』『はじめてのおもてなし』のエリアス・ムバレク。被告人コリーニに扮するのは、マカロニ・ウェスタンで大活躍し、近年ではタランティーノ監督の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』や、キアヌ・リーヴス主演映画『ジョン・ウィック:チャプター2』などでも知られる名優フランコ・ネロ。メガホンをとるのは映画『クラバート 闇の魔法学校』のマルコ・クロイツパイントナー。

 映画『コリーニ事件』は6月12日より全国公開。

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