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犬だって暑い!肉球を火傷から守るためのプロジェクト「#わんタッチ 」

IGNITE / 2017年8月9日 23時30分

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暑いこの季節、気温だけではなく地面も熱くなっていることに気が付いているだろうか?多くの飼い主が散歩による火傷リスクについての認識が非常に少ないのが現状。犬の身体を守り、肉球の火傷を少しでも減らすべく、「#わんタッチ 」プロジェクトの特設サイトがオープンした。

■「#わんタッチ」概要
熱を吸収しやすいアスファルトは日没後も温度が低下しにくいことから、飼い主が気づかないうちに、愛犬が肉球に火傷を負ってしまう恐れがある。そのため、夏場の愛犬との散歩の前に地面を「#わんタッチ」することで、肉球が火傷する恐れのある時間帯での散歩を避けることが大切だ。

「#わんタッチ」は夏の散歩前に、飼い主が手の甲(手のひらより温度を感じやすい)で地面を5秒間タッチして、地表面の熱さを確認するアクション。手の甲が熱いと感じたら、その時間帯の散歩を控えることで、夏の散歩時の犬の肉球火傷を未然に防げる。

そしてより多くの人に「#わんタッチ」を知ってもらいたいという思いを込め、「#わんタッチ」バンドで活動を推進中だ。

■犬から発信される「肉球火傷の危険サイン」とは?

地面が熱いと感じると、犬は様々なサインを出して、飼い主に伝えようとする。もしも散歩中に、リードを引っ張って家に帰りたがったり、足の裏を舐めていたり、しきりに抱っこをせがんだりする等のサインを出すことがあれば、要注意。一度、涼しいところに移動し、愛犬の体調に異変が無いか、肉球に火傷を負っていないかを確認しよう。またこのような異変が起こる前に、散歩中も「#わんタッチ」で地面の熱さを常に確認したい。

■肉球の火傷予防
飼い主300名を対象にインターネット調査を行ったところ、図1の通り「肉球の火傷や怪我の対策を行っているか」という質問に「はい」と回答したのはわずか約12%。

東京都港区で実際に気温と地表温度を計測してみると、午前9時を過ぎた時点で地表面温度は低温火傷を引き起こすリスクのある43℃程度に達していることが分かり、同日の正午には地表面温度は気温よりも30℃以上高くなった。

■地表面温度
図2の通り、「夏の散歩時に気温を常に気にしている」と回答した犬の飼い主は45%となったが、一方で「地表面温度を常に気にしている」と回答した飼い主は28%にとどまっている。

そして「8月上旬の東京都港区で昼間の気温35℃のとき、地表面温度は何度だと思うか?」という質問では84%の飼い主が50℃台以下と回答。しかし実際の地表面温度は約65℃という調査結果が出ている。

■docdog lab.獣医師からのコメント
「愛犬と外出をする際には、我々が体感で得られる“暑さ”以外に足元の温度も気にしていただきたいのです。体感的に多少涼しさを感じてくる夕方頃であっても、日中の暑さによっては地面はまだ十分に熱を持ってることも考えられるからです。また、肉球の火傷に至らなくても足裏に熱さを感じることで愛犬がストレスを感じる要因にもなります。」

「#わんタッチ」は誰でも簡単にすぐにできる、愛犬への思いやりアクション。火傷やストレスにならないよう、常日頃から気をつけてあげたい。

特設サイトURL:https://onetouch.docdog.jp/

(田原昌)

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