バングラデシュと日本の職人のセッションから生まれたバッグ「Kanade 〜奏〜」
IGNITE / 2017年10月2日 7時0分
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念とし、活動しているマザーハウス。今回はオリジナルグラデーションレザーを使用し、バングラデシュと日本の職人のセッションによって生まれたバッグ「Kanade」が誕生した。
■「異なる素材」と「技術」の調和
その名のとおり「奏でること」がキーワードとなった新作「Kanade」は、二つの調和のもとに生まれた。
一つ目は、「異なる素材の調和」。幾重にも色を重ねたマザーハウスオリジナルのグラデーションレザーと、現地のチーク材を持ち手に組み合わせることで、温かみと懐かしさを残しつつも、オリジナリティを感じられる仕上がりとなっている。
バングラデシュのチーク材を使用した持ち手
二つ目は、「技術の調和」。長年、現地のレザーを扱い続けているバングラデシュの職人と、国内の技術を継承する日本の職人が出会い、同じ時間を過ごすことで「Kanade」は完成。異なるバックグラウンドをもち、話す言語も異なる二人の職人の手仕事によって、バングラデシュならではの柔らかなレザーを生かしながら、オーソドックスで安心感のあるバッグが出来上がった。
手仕事ならではのふっくらとしたバッグの形状と、暖かみを感じるフラップの留め具
■「形状のデザイン」から、「素材とプロセスのデザイン」へ
形状の美しさや機能性を追求するだけではなく、素材の組み合わせをデザインすることや、モノづくりのプロセスをデザインすることからの学びが、「Kanade」の名の由来となった。
2016年にバングラデシュで起こったテロ事件の影響で、デザイナーが現地工場に滞在する時間が減ってしまった。それを解決するために、バングラデシュから日本に職人が足を運んで商品開発を進めたことで、日本の職人との出会いがあり、「Kanade」は誕生したという。
モノづくりをとおして、新たな挑戦を続けるその姿を、我々も応援したい。
公式ウェブサイト:http://www.mother-house.jp/
(田原昌)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ロエベ史上もっとも大規模なミラノサローネ コレクション「ロエベ ランプ」を発表
PR TIMES / 2024年4月16日 18時15分
-
日本の伝統工芸品を使ったレザーバッグブランドSarah μ(サラミュー)の取り扱いを開始します。
PR TIMES / 2024年4月16日 12時15分
-
【銀座で無料個展】手染めのレザーブランドyuhaku(ユハク)が画家の田中 芙弥佳氏とコラボ。端材やデッドストックを活用したコラボアイテムを展示、販売します。
PR TIMES / 2024年4月5日 18時15分
-
途上国発の高品質な製品を販売する「マザーハウス」が第2ターミナルにオープン!!
PR TIMES / 2024年4月4日 16時40分
-
途上国の職人が素材から作る上質な本革バッグ3種を発売
PR TIMES / 2024年3月27日 13時15分
ランキング
-
1ゲームプログラミング入門書、横浜の15歳が完成 「ないなら自分で書く」制作経験盛り込んだ380ページ
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年4月22日 11時30分
-
2札幌市、長谷川岳参院議員と職員との面談はすべて録音へ 威圧的な言動を抑止
産経ニュース / 2024年4月23日 16時28分
-
3迷惑おじさんキャンパーの“ある行動”のせいで家族キャンプが台無し。注意するとまさかの反応
女子SPA! / 2024年4月14日 8時47分
-
4【SBK第3戦オランダ】代役出場のニコラス・スピネッリがレース1、ラズガットリオグルがレース2を制覇
バイクのニュース / 2024年4月22日 17時10分
-
52ストロークエンジン車は、なぜあまり見かけなくなったのか?
バイクのニュース / 2024年4月22日 9時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください