食とデジタルアートの融合という、不思議な取り合わせ
IGNITE / 2017年10月13日 17時0分
食とデジタルアートの融合という、不思議な取り合わせ。「MoonFlower Sagaya Ginza」では、ブランド和牛「佐賀牛」をメインに季節の料理を提供する「Sagaya銀座」と、世界で活躍するウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」のデジタルアートのコラボレーションが楽しめる食空間だ。
■料理と器の世界が拡がり、季節の花木が移ろうアート
食とアートが融合するこの空間では、器から繰り広げられ、季節が移りゆく花木のインタラクティブなデジタルアートと旬の食材を用いた料理が愉しめる。
透き通るような白磁の美しさと、繊細で華やかな絵付が特徴の有田焼。400年以上伝承される技術を活かし、器に描かれた四季折々の花木が解き放たれ、空間全体に拡がっていく。春は「満開の桜」、夏は「泳ぎだす鮎と蓮」、秋は「紅葉するモミジ」、冬は「椿と梅」等、日本ならではの季節の風景の移ろいを春夏秋冬をテーマに、月ごとに展開する。
■Moonflowerの料理
・日本の季節の移ろいを感じる事ができる料理
・文化を大切にし、伝統工芸と料理、デジタルアートとの融合
・生産者と連携し、旬の食材を産地より直送
・佐賀牛の美味しさを伝える
・国内外の調理法を用い、現代的な料理を作る
・ワイン、日本酒と料理のマリアージュを愉しむ
■10月のコース
器:15代目柿右衛門氏の紅葉の濁手から始まるこの空間は、11月末までの期間、秋のアートが楽しめる。
佐賀牛のヒレステーキ:3週間以上寝かせる事で旨味成分のイノシン酸が増したヒレ肉のステーキは、1年を通してコースのメイン料理だ。
トリュフ:秋を代表する黒トリュフとポルチーニ茸のリゾットが〆のご飯となる。
お麩とチーズの最中:最中の名前は平安時代の「水の面に 照る月なみを かぞふれば 今宵ぞ秋の 最中なりける」という句が由来とされている。月見の宴で出された白い丸餅の菓子が月に似ていた事から詠んだもので、MoonFlowerでも月見として楽しみたい。
モンブラン:パティシエ渾身の秋のデザート。限界まで軽さを追求した口どけが幸せを呼ぶ。
器から食事の空間へと広がっていくアートの世界。今までにない新しい食体験をぜひ愉しみたい。
所在地:東京都中央区銀座2-5-19 PUZZLE銀座6F 佐賀牛 Sagaya銀座 同フロア
Webサイト:http://moonflower-sagaya.com
(田原昌)
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