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豊かな原生林に囲まれた秘湯の宿 二岐温泉「大丸あすなろ荘」

IGNITE / 2017年12月1日 23時0分

写真

二岐温泉は福島県南西部のブナの原生林に囲まれた山深くにある温泉地。平安時代には温泉が湧いていたと伝えられる。

今回は二岐温泉の秘湯の宿「大丸あすなろ荘」を紹介しよう。

駐車場から暖簾のかかった門、玄関へと続く小径の自然に囲まれた静かな雰囲気がチェックアウトまでの居心地の良さを暗示するよう。

フロントロビーは広く、カフェコーナーもある。

客室はフロントのある建物あすなろ館に隣接した湯生亭に10室、渡り廊下の先の渓流亭に14室の全24室。

宿泊した部屋は温泉の内湯と露天風呂付きの和室。

居室と掘り炬燵の部屋、広縁と広々とした造りでゆったり寛げる。

大浴場は館内に男女別の内湯と露天風呂、渓流沿いに男女別露天風呂、混浴の自噴泉岩風呂(内湯)の3か所。

大丸あすなろ荘には6本の自然湧出の源泉があり、すべての浴槽が掛け流し。中でもぜひ入浴してほしいのは享保13(1728)年に造られた自噴泉岩風呂。昔は川底だった湯船の底の岩の割れ目からポコポコと温泉が湧き出している。混浴ではあるが、女性専用の時間帯が設けられているので女性客や女性連れのゲストは時間を確認しておくとよいだろう。

ひと通り湯浴みを楽しんだあとは夕食の時間が迫っている。

食事はあすなろ館2階の食事処「あすなろ亭」にていただく。料理は地場の食材がふんだんに使われた温かみと郷土色を感じる和会席。お重に詰まった沢蟹の朱色、小鉢のジュンサイの鮮やかな黄緑色とつるりとしたのど越しなどを楽しみ、多種の山菜の滋味を味わう。

季節の松茸の土瓶蒸しが香りよく、はやま高原豚の鍋は体の中から温まる一品。

朝食も同じテーブル席に用意される。かしわ鍋や茶碗蒸しもありボリューム満点。

チェックアウト前にもう一度渓流露天風呂をいただいて宿をあとにした。

住所:福島県岩瀬郡天栄村湯本字下二俣5

大丸あすなろ荘 公式サイト:http://www.daimaruasunarosou.com/

(小椚萌香)

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