ザ・ビートルの“またね”キャンペーン、第一弾はサウンドにこだわった限定車
IGNITE / 2018年2月4日 8時0分
1月30日、フォルクスワーゲンが“See You The Beetle”キャンペーンを開始した。“またね”というタイトルが意味するとおり、ザ・ビートルの日本での販売は2019年をもって終了する。
オリジナル・ビートル(タイプ1)の系譜を継ぐ現行ザ・ビートルは2012年に日本導入。唯一無二のデザインは世代や性別をこえて愛され、これまでにカブリオレを含めて約3万5,000台が公道へと飛び出していった。
そんなザ・ビートルが日本市場に別れを告げるにあたり、置き土産的なロングキャンペーンを実施するようだ。その第一弾が、300台限定で販売される「ザ・ビートル サウンド」になる。
中間グレードの「デザイン」をベースにしたザ・ビートル サウンドは、文字通り“音”にこだわった特別な1台。プレミアムサウンドシステム“フェンダー・サウンド”をはじめ、8つのスピーカーとサブウーファー、400Wのパワーを誇るアンプの組み合わせによって、より臨場感のあるドライビングサウンドを楽しめるように仕立てられている。
外装ではフロントフェンダーにSOUNDバッジが施され、専用デザインの17インチアルミホイールも装着。また、ザ・ビートル初のリアエンブレム内蔵リアビューカメラや、通常はオプションのバイキセノン・ヘッドライトを標準装備として安全性を高めている点もポイントだ。
一方の内装は、音響機器のイコライザーを連想させる雰囲気としている。具体的には、通常はボディ同色のドアトリム・ダッシュパッドを特別にブラックにアレンジし、さらにレッドステッチを加えた専用シートを採用。また、ステアリングから手を離さずにオーディオ機器を操作できるマルチファンクション・ステアリングホイールも標準装備する。
これだけの特別な装備を備えながら、価格はベース車からわずか16万円アップの294万円。キャンペーンの今後の展開も気になるが、ビートル&音楽好きならチェックしておきたい1台だろう。
(zlatan)
画像元:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン
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