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フォルクスワーゲン製のディーゼルモデルが約20年ぶりに日本上陸

IGNITE / 2018年2月17日 8時0分

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2017年の輸入車販売のうち、実に20%以上をディーゼル車が占めたという。BMW 3シリーズやメルセデス・ベンツ Cクラスといったプレミアムセダンの売れ筋が、いまやディーゼル車だというから時代は変わったものだ。

そんな中、VWの“TDI”、つまりはディーゼル車が約20年ぶりの日本上陸を果たした。

2月14日に発売されたパサート/パサートヴァリアント“TDI”は、日本のポスト新長期排ガス規制をクリアした新世代のディーゼルエンジンを搭載する。これによってパサートは、ガソリンの“TSI”、プラグインハイブリッドの“GTE”と合わせて、3種類のパワートレーンから選べるようになった。

もちろん、自らが犯した排ガス不正“ディーゼルショック”によるVWへの負のイメージは完全に消えたとは言いがたく、日本でのディーゼル展開にはこれまで以上の誠実さやユーザーへのしっかりとした説明が求められるものの、一方ではVWのディーゼル車を待ち望んでいたユーザーも少なくないだろう。

その声に応えるように、このパサートTDIを皮切りに、SUVの「トゥアレグ」や「ティグアン」、そして「ゴルフ」といった他のモデルにも順次投入していく計画のようだ。

今回パサートに搭載された2リッターのターボディーゼルエンジン“TDI”は、最高出力190ps/3,500~4,000rpm、最大トルク400Nm/1,900~3,300rpmを発生し、JC08モード燃費は20.6km/Lをマーク。デュアルクラッチの6速DSGと組み合わせ、ディーゼルならではの力強い加速と優れたランニングコストを両立している。

また、VWの威信をかけた最新のディーゼル技術や排ガス浄化システムを搭載し、世界的にも厳しい日本のポスト新長期排ガス規制をクリアした。

NOx低減には、多くの輸入車メーカーと同じくアドブルー(尿素水溶液)を用いたSCRシステムを搭載。アドブルーは一定走行ごとに補充が必要で、ドライバーには残量を4段階で知らせるシステムを採用している。消費の目安は1.5L/1000km走行(タンク容量は13L)。

全車に標準装備する運転支援システムは、歩行者検知対応のプリクラッシュブレーキ、完全停止まで可能なACC、レーンキープ&レーンチェンジアシスト、前進/後退時衝突軽減ブレーキ付きのパークディスタンスコントロールなど、充実の内容だ。

■グレードおよび価格
パサート TDI エレガンスライン=422万9,000円
パサート TDI ハイライン=489万9,000円
パサート ヴァリアント TDI エレガンスライン=442万9,000円
パサート ヴァリアント TDI ハイライン=509万9,000円

(zlatan)

画像元:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン

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