来春、すべてをアップデートした「RAV4」が帰ってくる!
IGNITE / 2018年4月7日 8時0分
SUVが市場での存在感を増していくなか、あの「トヨタ RAV4」が日本復活を果たす。
1994年にデビューした初代RAV4は、SUVがオフロード向けのクルマと位置付けられていた時代に、アウトドアでも街乗りでも、見て乗って楽しいクルマとして新しいバリューを提案したモデル。当時20代前半だったキムタクこと木村拓哉さんが出演していたテレビCMを思い出す方もいるだろう。
5世代目を数える新型RAV4は、来年の春ごろに日本にやってくる。新型ではプリウスやC-HRなどと同様、ボディの高剛性化や低重心化を図った「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」を採用し、走りの強度や操縦安定性をさらに高めている。
パワートレーンには、2.5Lの直列4気筒・直噴エンジン+8速ATと、2.5Lハイブリッドシステム(THSⅡ)の2種類を設定する。
米国仕様のボディサイズは、全長4,595(現行比-5)×全幅1,855(同+10)×全高1,700mm(-5)、ホイールベース2,690mm(同+30)。ここから読み取れるのは、現行よりもワイドスタンスかつ前後オーバーハングが短縮したことによって、乗り心地や操安性、居住性や積載力が高まっているであろうことだ。
トヨタ初搭載となる新世代4WDシステムも見逃せない。まずガソリン車の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、前後および後輪の左右駆動力を制御し、いかなる状況下でも最適なトラクション性能を発揮するという。また2WD走行時には、後輪への動力伝達をシャットアウトする「ディスコネクト機構」によって燃費向上を図っている。
一方のハイブリッド車の「新型E-Four」は、電気で駆動する後輪の最大トルクを従来から1.3倍に増加させたうえで、より緻密なトルク配分を実現し、コーナリング性能や走破力、燃費を向上させている。
内外装デザインは幾何学形状の「オクタゴン(八角形)」をモチーフに、遊び心を感じさせながらも全体にはタフで骨太感のあるSUVらしさを強調した方向で描かれている。
運転支援システムは、第2世代の予防安全パッケージ「トヨタ セーフティ センス」を全モデルに標準装備。家族や仲間とキャンプやウインタースポーツに出掛けるユーザーの快適なドライブをサポートするとともに、大きな安心感をくれる。
(zlatan)
画像元:トヨタ自動車
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