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北朝鮮の日常を生きる人々を捉えた映画『ワンダーランド北朝鮮』が来月劇場公開!

IGNITE / 2018年5月23日 8時0分

写真

北朝鮮の”普通”の暮らしとその人々。これはプロパガンダか?

それとも現実か?北朝鮮の日常を生きる人々を捉えた映画『ワンダーランド北朝鮮』日本劇場公開!

(c) Kundschafter Filmproduktion GmbH (右 監督)

6月12日にシンガポールで開催されることとなった米朝首脳会談。

長きにわたって世界から隔離された国、北朝鮮に対し、どんなイメージを持っているのだろうか。さまざまなメディアの情報でよい印象をもたない人もいるかもしれない。しかし、それが本当に北朝鮮の姿なのだろうか?

韓国出身のチョ・ソンヒョン監督は、この問いの答えを探しに北朝鮮で映画制作を行うため韓国籍を放棄し、ドイツパスポートで北朝鮮に入国。そして、エンジニア、兵士、農家、画家、工場労働者など“普通の人々”への取材を敢行した。

(c) Kundschafter Filmproduktion GmbH

北朝鮮で制作する全ての映画は検閲を逃れられない。しかし、自由に取材活動が出来ない制約下でも“同胞”として受け入れられたチョ監督は、最高指導者への特別な感情を抱く普段着の表情の人々と交流し、意外と普通だが、予想外の北朝鮮の素顔を発見していく。

公務員画家の男性は、美しい女性を描くことを楽しみ、表情は明るい。

(c) Kundschafter Filmproduktion GmbH

デザイナーという言葉を知らない縫製工場で働く少女の夢は、“今までにない独創的な服を作る”こと。こんな“普通”の人々が登場する。

また、経済制裁下にある北朝鮮の人々の暮らしぶりは慎ましいが、どこか懐かしさを感じさせる。経済制裁を受け、自活せざるを得ない必要性から、自然エネルギーを活用する人々の暮らしが循環型であることは驚くべき事実である。

2018年6月30日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!あなたの知らないもう一つの北朝鮮の姿が明らかになる。

監督:チョ・ソンヒョン 配給:ユナイテッドピープル 2016年/109分/ドイツ・北朝鮮
http://unitedpeople.jp/north

【監督プロフィール】
チョ・ソンヒョン(Sung-Hyung Cho)は1966年韓国釜山市生まれの映画監督でドイツのザールブリュッケンの単科大学HBKsaar教授で映画制作を教えている。ソウルの延世大学でコミュニケーション論を学んだ後、美術史、メディア学、そして哲学を学ぶために1990年にドイツのフィリップ大学マールブルクに留学。卒業後、ドイツのテレビ局で編集の仕事に携わる傍ら、ミュージックビデオや短編ドキュメンタリー映画の制作を行う。FULL METAL VILLAGE (2006)は処女作で、いくつもの映画賞を受賞している。その後、HOME FROM HOME (2009), 11 FRIENDS (2011), FAR EAST DEVOTION (2015)などを制作している。

■ユナイテッドピープルについて
ユナイテッドピープルは「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに、映画買い付け・配給・宣伝事業を行なっている。
http://unitedpeople.jp
(Y.FUKADA)

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