ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」が2020年に日本にやってくる
IGNITE / 2018年6月21日 8時30分
ポルシェが今もっとも注力しているのは、アイデンティティの「911」でも売れ筋のSUV「マカン」&「カイエン」でもなく、e-Hybridをはじめとした電動化技術だ。すでに2025年までに全モデルラインナップの50%を電動化すると発表している事実もそれを裏付けている。
そうした状況の中、電動化モデルの頂点に立つであろうポルシェ初のピュアEV=“ミッションE”の車名が正式に決定した。その名は「タイカン(Taycan)」。ポルシェエンブレムの跳ね馬にインスパイアされた「生気あふれる若馬」を意味するという。
ちなみにカイエンは「刺激」、マカンはインドネシア語の「虎」に由来している。
ポルシェ初のフル電動スポーツカーとなる「タイカン」。システム最高出力は600psを超え、0-100km/h加速=3.5秒以下、0-200km/h加速=12秒という韋駄天ぶりを発揮する。
また、そうしたポルシェに相応しい性能を発揮した上で、フル充電で500km以上の航続距離(NEDC : 新欧州サイクル)を実現し、バッテリーの80%充電にかかる時間もわずか15分だという。まさに来たるEV時代の「エレクトリック911」とも言えるだろう。
システムはフロントとリアアクスルをそれぞれ駆動する2基のモーターやフロア下に配置される高性能リチウムイオンバッテリー、4WDシステム、さらには後輪操舵システムなども備える。プラグコネクターは、フロントの左フェンダーに配置されている。
充電方式は、ポルシェが“ターボチャージング”と呼ぶ800V仕様をはじめ、従来の400V仕様や家庭用電源などにも対応する。
ポルシェはE-モビリティに対する巨額の開発&設備投資を行っていて、今後も新しいテクノロジーや充電インフラなどに投資していく予定。ターボチャージングの充電スタンドは、既にアウトバーン沿いなどに設置され始めている。
2019年から生産が始まるタイカンには、派生モデルが追加されることも濃厚。現在のところ“ミッションE クロスツーリズモ”を名乗っている、車高を上げたクロスオーバーが「タイカン クロスツーリズモ」となるだろう。
タイカンの日本市場への導入は2020年が予定されている。今から期待は高まるばかりだ。
(zlatan)
画像元:ポルシェ・ジャパン
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