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スズキのアイコン「ジムニー」「ジムニーシエラ」が期待を超える全面改良!

IGNITE / 2018年7月13日 7時0分

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今年1番の注目モデルと言ってもいいだろう。20年ぶりの全面改良を受けた「ジムニー」「ジムニーシエラ」が7月5日に発売された。

ジムニーシリーズは、これまで全世界194の国と地域で累計285万台を販売したスズキを代表する車種。そして、日本が世界に誇れる唯一無二のコンパクト4WDだ。

「アルト」や「ハスラー」を世に送り出し、デザイン面でも他との違いを表現しているスズキだが、今回のジムニーも期待通りかそれ以上のデザインをまとってきた。

そのスクエアなボディは「プロの道具」をデザインコンセプトとしたもので、車両の姿勢や状況を把握しやすく、また降雪時に雪がたまりにくいなど、機能に徹した造形でまとめられている。

その上で、丸型ヘッドランプ、5スロットグリル、クラムシェルボンネットフードといったジムニー伝統のデザインアイコンを効果的に散りばめた。

ボディサイズは、ジムニーが全長×全幅×全高=3395×1475×1725mm、ジムニーシエラが全長×全幅×全高=3600×1600×1705mm。シエラにはロングバージョンの5ドア仕様も望みたいところだったが、いずれも3ドア仕様のみ。

ボディカラーは多彩で、ジムニーではモノトーン9色+2トーンルーフ4パターン、ジムニーシエラではモノトーン9色+2トーンルーフ3パターンを設定している。

新開発ラダーフレームを採用したボディは、ねじり剛性を先代モデルから1.5倍ほど向上。車体とラダーフレームをつなぐボディーマウントゴムも新設計とし、先代モデルのひょこひょことした乗り心地を改善し、優れた操縦安定性を実現したという。

パワートレーンは、ジムニーに660cc直3ターボ(64ps/96Nm)、ジムニーシエラには新開発の1.5リッター直4(102ps/130Nm)を搭載し、トランスミッションは全グレードで5MTもしくは4ATが選べる。もちろん駆動方式は4WD(機械式副変速機付きパートタイム)のみだ。

サスペンションは、ジムニー伝統の3リンクリジッドアクスル式を採用。また、電子制御のブレーキLSDトラクションコントロールやヒルホールドコントロールなどを標準装備として、ジムニーの真骨頂である悪路走破性を高めている。

価格はジムニーが145万8,000円~184万1,400円、ジムニーシエラが176万400円~201万9,600円。予防安全技術の「スズキ セーフティ サポート」は、それぞれの最上級グレードであるジムニー「XC」、ジムニーシエラ「JC」に標準装備される。

家族持ちかつ運転好きの筆者的には、ジムニーシエラ「JC」の5MTを選びたい。ボディカラーはゆっくり選びたいが、第一印象ではジャングルグリーンに惹かれている。いずれにせよ、ジムニー/ジムニーシエラとなら楽しいカーライフが送れるに違いない。

(zlatan)

画像元:スズキ株式会社

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