「カムリ」の新グレードが主張する“ワールドワイド&スポーティ”な魅力
IGNITE / 2018年8月9日 7時0分
昨年7月に発売されたトヨタのFFセダン「カムリ」に新グレード「WS」が追加され、8月1日に発売された。
もともと北米を中心としたグローバル市場で存在感を発揮しているカムリだが、このWSは北米仕様のアピアランスを日本に持ち込んだモデルとなる。「WS」は“Worldwide&Sporty”の略で、カムリの特徴そのものと言ってもいいだろう。
カムリ・WSのボディサイズは、全長4,910×全幅1,840×全高1,445mm。より強く個性を主張する専用のフロントグリルを採用するため、全長が既存グレードから+25mm伸びている。
また、ブラック塗装の18インチアルミホイールやリヤスポイラー、左側2本出しのマフラーカッターが、そのスポーティなキャラクターをさらに際立たせている。
ボディカラーには、WS専用色の「アティチュードブラックマイカ×ダークブルーマイカメタリック」を含む3種類のツートーンカラーが新たに設定された。
既存グレードとの違いは、もちろん見た目だけではない。
もともとカムリはトヨタの新世代プラットフォーム・TNGAをはじめとした全面刷新を受けただけに、剛性や低重心感、ハンドリング性能といった走りの質感が大きく引き上げられているが、今回のWSでは、より応答性の高い操舵フィーリングとフラットな走りを追求したサスペンションチューニングが施されているという。
搭載するパワートレーンは、世界トップレベルの熱効率41%を実現した2.5Lのダイナミックフォースエンジン(178ps/221Nm)+モーター(120ps/202Nm)による自慢のハイブリッドシステム。
JC08モード燃費=28.4km/Lという優れた燃費性能だけではなく、スムーズさやマナーといったシステムとしての熟成度もさらに高められている。
価格は「WS」が367万2000円、「WS”レザーパッケージ”」が434万1,600円。
また、WSの追加に合わせた一部改良によって、オート電動格納式ドアミラーとインテリジェントクリアランスソナーがほぼ全車に標準となったほか、JBLプレミアムサウンドシステム(9スピーカー)もオプションで選べるようになった。
(zlatan)
画像元:トヨタ自動車
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