洗練極まる! ラグジュアリーボートの世界観を投影した「アバルト695」
IGNITE / 2018年11月20日 13時0分
トリビュート・フェラーリ、エディツィオーネ・マセラティ……、これまでも実に贅沢かつエキサイティングな限定車をこの世に送り出してきた「アバルト695」に、またもや魅力的な1台が登場した。
今回のコラボは、自動車という枠を飛び越えたものになった。
11月9日に発売された「アバルト 695/695C リヴァーレ」は、イタリアの老舗ボートブランドとして知られるリーヴァ社とのコラボ作。リーヴァ社は高性能パワーボートの草分け的な存在であり、レースや速度記録で数々の金字塔も打ち立てている。
今回の限定車に注入されたエッセンスは、リーヴァ社製の最新鋭56フィート・フライブリッジボート「リヴァーレ」からインピレーションを受けたもので、アバルト史上“最上の洗練” を追求したものでもあるという。
ボディカラーには、専用の「Bicolore Blu/Grigio Riva(ブルー/グレー)」を採用。アクアマリンのアクセントラインとも相まって、硬質ながらも艶やかなラグジュアリー感たっぷりのオーラをまとっている。
当然ながら、ディテールへのこだわりも強い。17インチの専用アルミホイール、アクラポビッチ社製のカーボン仕上げエキゾーストシステム、サイドとリアに施された「695 リヴァーレ」エンブレム、そして随所にあしらわれたクロームパーツ。これらすべてが、ラグジュアリー感を増幅させるとともに、オーナーの所有欲を満たすことだろう。
上質かつ洗練されたインテリアの仕立ても、ラグジュアリーボートのそれと濃密にシンクロする。ダッシュボードやステアリングホイールの一部に奢られたマホガニーに加え、シートやメーターフードには大海原を連想させるブルーレザーが採用された。
搭載するパワートレーンは、1.4Lの直噴ターボエンジン+5速シーケンシャルAT。最高出力は180ps、最大トルクは通常時230Nm、SPORTスイッチを使用すると250Nmまで引き上げられる。
価格はクーペの「695 リヴァーレ(限定85台)」が405万円、コンバーチブルの「695C リヴァーレ(限定65台)」が422万円。もちろん安くはないが、それに見合った価値は十二分にある。
(zlatan)
画像元:FCAジャパン
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