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「ステルヴィオ・クアドリフォリオ」は、刺激にあふれた高性能ドライビングSUV

IGNITE / 2018年12月17日 14時0分

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まさに車名にもなったイタリア・ステルヴィオ峠の“頂き”に君臨するモデルだろう。

アルファロメオ初のSUV、ステルヴィオに追加された“クアドリフォリオ”は、独ニュルブルクリンクにおいて量産SUV世界最速となる7分51秒7のラップを刻んだ、刺激にあふれた高性能ドライビングSUVだ。

ステルヴィオ・クアドリフォリオの心臓部に収まるのは、アルミニウム製の2.9L・V6ツインターボエンジン。最高出力375ps/6,500rpm、最大トルク600Nm/2,500rpmというパワー&トルクは、標準モデルから実に95ps/200Nm(!)も上回っている。

組み合わせる8速ATは、最短で1000分の150秒という超速シフトを実現。ステアリングに備わるパドルシフトによって、ドライバーは意のままに“鞭”を入れることができる。

また、ドライブモードには従来の「d(ダイナミック)」「n(ノーマル)」「a(オールウェザー)」に加え、サーキット走行を想定した「RACE(レース)」モードが加わった。

大柄なSUVながら、停止状態から時速100キロまではわずか3.8秒、最高速度は283km/hにまで達する。その一方、気筒休止システムも採用して、クルージング時の効率性を高めている。

俊敏かつ強靭なフットワークも特筆ものだ。電子制御可変式ダンパーを備えたALFAアクティブサスペンションに加え、状況に応じてリア左右輪にトルク配分を行う「ALFAアクティブトルクベクタリング」と4WDシステム「Alfa Romeo Q4」を組み合わせるのは、このクルマがアルファロメオ初。圧倒的なダイナミクス性能と操縦安全性を高次元で両立している。

標準モデルからして最初は「思った以上に曲がる」と感じるステルヴィオだけに、獰猛なエンジンを搭載するクアドリフォリオでは、ドライバーにもより繊細な操作が求められるだろう。だが、それと引き換えにドライバーに返ってくるものは、さらに増幅したコーナリングの気持ちよさや操る愉しさだ。

エクステリアは、エアベント付きのボンネットフードをはじめ、フロントバンパー、サイドスポイラー、リアバンパーなどが専用品。ガンメタリック仕上げの20インチアルミホイールやツインデュアルエキゾーストパイプも力強い。

インテリアは演出自体は控えめだが、専用のレザー/アルカンターラシートやカーボンパネル、スポーツレザーステアリングなどを装備し、よりスポーティかつ上質な空間に仕上げられている。

ボディカラーは、専用色の「コンペティツィオーネレッド」と「トロフェオホワイト」を含む全5色。価格は1,167万円。

(zlatan)

画像元:FCAジャパン

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