文具は楽しい「コクヨデザインアワード2020」の受賞作品

IGNITE / 2020年3月30日 20時0分

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特に欲しいものがないときでも、文具店を覗いて見るのは楽しいもの。毎日の生活で、特に注目することもなく当たり前に使っているステーショナリーが、実は豊かなデザインが溢れているということに気づけるからだ。

コクヨ株式会社は、働く・学ぶ・暮らすシーンで新しい価値を生み出すプロダクトデザインを集めて商品化を目指すコンペティション「コクヨデザインアワード2020」(作品応募期間:2019年7月19日~10月18日)を開催。国内外55か国から応募された合計1,377点(国内:771点、海外:606点)を審査した結果、受賞作品計 4作品を決定した。

コクヨデザインアワードとは

一般から作品を募集して商品化を目指すプロダクトデザインのコンペティションとして、ユーザー視点のものづくりの推進を目的に掲げ、2002年に創設。審査員には国内外で活躍するトップクラスのクリエイターを迎え、近年は海外からの応募者が半数近くを占めるなど、国際的なコンペティションとして発展している。

受賞作品の商品化にも力を入れており、今までに18作品の商品化を実現。商品化されたアイテムの中には、MoMAのパーマネントコレクションに認定された「カドケシ」や、国際的な広告やデザインの賞を多数受賞した「なまえのないえのぐ」、iF Design Awardを受賞した「本当の定規」などがある。

特に近年はストーリーやシーンを丁寧に提案できていることを重視してきたが、今回は応募者の創造性やインスピレーションの解放を促すことを第一に考え、『♡』というテーマを設定。あえて『♡』の読み方は設定せず、『♡』という記号をどのように読み、解釈するかを応募者に委ねることで、驚きのある、直感的に心を動かすような魅力やパワーを持った作品が集まることを期待した。

本年のグランプリおよび各賞の受賞作品は、次の通り。

︎グランプリ(1作品)

作品名:いつか、どこかで
一般名称:鉛筆
グループ名(受賞者):オバケ(友田菜月、三浦麻衣)

作品概要:これは、前世を持つ鉛筆。この世から消えてしまうはずだった、廃材によって作られます。側面に書かれた住所と部材名は、この木が使われていたかつての建物や家具の場所。凹凸のある質感や硬さ、ほのかな香り、キズ、日焼けの跡、塗料の色、木目…手にした途端、1本1本ちがった豊かな表情に出会えるはずです。この木だけが知る記憶が、鉛筆に移植され残り続けていく。今じゃないいつか、ここじゃないどこかを、心に描いてみてください。

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