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神々が出雲に集まる「神在月」、島根は晩秋こそ観光のハイシーズン!

IGNITE / 2020年9月30日 18時0分

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旧暦の10月は、和名で「神無月(かんなづき)」と呼ばれているのはご存知だろうか? 全国の神様が留守になることからこう呼ばれるのだが、島根県だけは「神在月(かみありづき)」と呼んでいる。

果たして、その理由とは? そして、秋が本番の島根観光の魅力をまとめてご紹介しよう。

■島根だけの特別な月「神在月」

旧暦の10月は、全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる月。

他の土地では神様が留守になるので神無月というが、出雲には神様が集まっているので「神在月(かみありづき)」と呼ぶ。 11月24日、出雲大社の西方1kmにある稲佐の浜で行われる「神迎神事」から始まり、神々が集う出雲の各神社では「神在祭(かみありさい)」「縁結大祭」、そして、全国に神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」が行われる。

今年はコロナ感染予防のため、一般の参加が許されているのは11月29日(日)・12月1日(火)の「縁結大祭」。参列するためには、出雲大社への事前申込が必要だ。

■日本中の神様が集まって縁結び

神在月の出雲は、縁結びの神・大国主大神のもとへ全国の神々が集まることから、男女の縁だけでなく、友人、子宝、商売など様々なご縁を結ぶ「縁結びの聖地」としても知られており、神在月に出雲の神社を参拝すると、縁結びの願いが叶いやすいといわれている。

県内各地に点在する縁結びスポットの中から、代表的な3つをご紹介しよう。

No.1縁結びスポット「出雲大社」

縁結びの神として名高い大国主大神を祀り、全国から良縁を求めて年間600万人以上の参拝者が訪れる。広い境内を流れる空気は厳かで、「二礼、四拍手、一礼」という独特の拝礼を行うのが特徴。正式名称は「いずもおおやしろ」。

鏡の池でご縁を占う「八重垣神社」

スサノオノミコトとイナタヒメノミコトの夫婦を祀る八重垣神社では、硬貨をのせた占い用紙をそっと池に浮かべ、沈み具合で縁を占うという、ユニークな占いが人気。

お守りづくりで縁結び「玉作湯神社」

玉作湯神社では、境内の奥に願い石(真玉)と呼ばれる石があり、社務所で授かる叶い石を重ね合わせて祈ると、願い事が叶うといわれている。

■豊かな自然が残る島根の、絶景紅葉スポット

秋になると山の木々が一斉に色づき始め、美しい風景が広がる島根。紅葉を見ながらのドライブや散策はもちろん、トロッコ列車で巡るのんびりとした旅もおすすめだ。

代表的な島根の紅葉スポット

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