改良版「シビック タイプR」に注入された、抑えきれないホンダの情熱

IGNITE / 2020年10月23日 10時0分

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2021年シーズン限りでの「F1参戦終了」という苦渋の決断を下したホンダだが、そのチャレンジングスピリットが失われたわけではない。

たとえば3年ぶりのマイナーチェンジを実施した「シビック TYPE R」、そして軽量化と専用装備によって戦闘力を研ぎ澄ませた「シビック TYPE R リミテッド・エディション(限定200台)」には、抑えきれないホンダの情熱が込められている。

攻撃的なスタイリングやエッジの効いた走りを特徴とする「シビック タイプR」は、現行モデルが5世代目となるスポーツハッチ。今回のマイナーチェンジでは、「立ち止まらずに進化を続ける」という想いのもと、サーキットにおける走行性能をさらに追求したという。

具体的には、フロントグリルの開口面積を拡大してエンジンの冷却性能を向上させつつ、フロントバンパーエアスポイラーの形状変更などによって、従来モデル以上のダウンフォースを獲得している。

また、ブレーキのディスク構造を従来までの1ピースから熱変位を抑制する2ピースに変更することで、サーキット走行における高負荷時にも安定したブレーキフィールを提供するとともに、ばね下重量の軽減にも貢献している。

さらに4輪独立制御ダンパー「アダプティブ・ダンバー・システム」やサスペンションブッシュ・ボールジョイントといった足回りのアップデートも実施し、意のままのハンドリング性能と荒れた路面における接地性・制振性を向上させた。

コックピットでは、アルカンターラ表皮のステアリングホイールや従来の丸型からティアドロップ型に変更したアルミ削り出しのシフトノブを採用して、フィット感や質感を向上。ショートストローク型かつスチール製カウンターウェイトを内蔵したシフトのフィーリングは、小気味よさと滑らかさを両立している。

心臓部には、タイプR史上最強となる最高出力320ps/6,500rpm、最大トルク400Nm/2,500-4,500rpmを放つ、2.0LのVTECターボエンジンを搭載。アクセルを踏んだ瞬間から鋭いレスポンスで加速し、低回転からピークまで胸のすく吹け上がりが続く。トリプルエキゾーストシステムが奏でる、迫力のエンジンサウンドも必聴だ。

トランスミッションは6速MTのみで、ファイナルギア比をローレシオ化して全域での加速性能を向上。また、シフトチェンジ時にエンジン回転数を自動でシンクロさせるレブマッチシステムをホンダ車として初採用し、MTドライブをより多くのユーザーが気軽に愉しめる仕様としている。

ドライブモードは、快適性を重視した「コンフォート」、デフォルトにして心躍る「スポーツ」、タイムアタック仕様の「+R」という3種類が用意される。

ボディカラーは、新色の「ポリッシュドメタル・メタリック」と「レーシングブルー・パール」を含む全5色。限定200台のリミテッド・エディションは、専用色の「サンライトイエローⅡ」をまとう。

■グレードおよび価格
シビック TYPE R=475万2,000円
シビック TYPE R リミテッド・エディション(限定200台)=550万円

(zlatan)

画像元:本田技研工業

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