新潟最古の酒蔵「吉乃川」、専用ボトルで“おかわり”できるサービスを開始
IGNITE / 2021年9月6日 18時30分
江戸の頃のように、専用のボトルを使って日本酒がおかわりできるサービスが始まった。エコでもあり、酒蔵と自宅が特別なお酒で繋がる取り組みだ。
新潟県最古の酒蔵、吉乃川は、特別なお酒が専用ボトルで“おかわり”できるサービス「カヨイ」を、吉乃川公式オンラインショップで受付中だ。
■サービス「カヨイ」について
創業1548年、新潟長岡で470年の歴史をもつ酒蔵「吉乃川」。日々の晩酌酒を主として地元新潟や全国で飲まれている。
今回のサービス「カヨイ」は、そうした普段のお酒とはちょっと異なるプレミアムな日本酒を、ロットナンバーも刻印された「あなただけのマイボトル」に詰め、酒蔵から自宅に直接届けるサービスだ。専用のオリジナルステンレス製ボトルで、蔵出し直送のお酒が届く。
■「カヨイ」の由来
現在の日本酒は、ビンに入ったものを購入するのが主流だが、江戸時代には「通い徳利」という容器を持ち込み、量り売りで販売するスタイルが主流だった。
同じ容器を、まさに「通い」ながら使用していた。この通い徳利は、酒屋と客がより身近につながる、コミュニケーションの道具だったのだ。
「カヨイ」はまさに令和版「通い徳利」。新型ウイルス禍における新たなつながりの形となる。
■昨年のクラウドファンディングでも好評
この「カヨイ」は、昨年のクラウドファンディング「Makuake」にて募集。応募期間2か月にもかかわらず、開始2日で完売。予想を大きく上回る支援が集まった。
そこで、今回は「カヨイ」を吉乃川の正式なサービスとして、「吉乃川公式オンラインショップ」で募集を開始。毎月1回募集、月末に蔵から一斉発送し、全国に届ける。特別なお酒1種を、原則3ヶ月で切り替えていく。おかわり(有料)の場合は、ボトルを吉乃川まで返送する。
初回申し込み締め切り:9月13日(月) 正午まで
初回発送:9月24日(金)予定
価格:初回分ステンレスボトルとお酒で12,000円(税込/送料込)
■地元新潟長岡の企業とのコラボした専用ボトル
「カヨイ」のために、フルステンレスのボトルを長岡の金属加工企業とコラボし、独自開発した。
ステンレスにした理由は、繰り返し使用のため軽量で耐久性が高く、輸送に耐え、環境にも配慮でき、お酒の品質を保つ上で大切な「遮光性」も十分。また、鉄分の溶解や金属臭の心配がほとんどなく、かつ酒蔵で一般的に使用される貯蔵タンクと同じ素材の「SUS316L」を使用している。
新潟長岡の「酒造り」と「ものづくり」、2つの技のコラボレーションを自宅で楽しもう。
URL:https://sake-yoshinogawa.shop/
(田原昌)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本酒でルネッサ~ンス!新潟小千谷市出身者の職人技が光る吟醸酒を楽しむイベント、小千谷市総合産業会館で4月13日開催
新潟日報 / 2024年4月10日 14時10分
-
新潟の老舗蔵元「吉乃川」、限定酒やJAZZライブを楽しむイベント「蔵開き2024」を4月20日(土)に開催!
@Press / 2024年4月4日 9時30分
-
【新潟県長岡市】ふるさと納税寄附額が31億円を突破!2年連続で昨年比120%以上の続伸|クラウドファンディングでも1億円
PR TIMES / 2024年3月29日 16時15分
-
日本三霊山・白山を源流とする酒蔵の仕込み水「百年水」3月29日(金)リニューアル新発売
PR TIMES / 2024年3月27日 11時45分
-
マイボトル飲用が拡大 飲み物とボトルの両方で多様化 その背景は?
食品新聞 / 2024年3月26日 22時12分
ランキング
-
1究極の卵料理「ウフマヨ」が簡単に作れちゃう! 農水省がレシピを伝授
オトナンサー / 2024年4月24日 22時10分
-
2外国人がよく行く「ファミリーレストラン」ランキング! 「ガスト」を抑えた1位は?
オールアバウト / 2024年4月24日 21時5分
-
3【急なお通夜に参列】喪服がない…どうする? ユニクロやGUで見つける「喪服の代用」アイテム
オールアバウト / 2024年4月24日 20時15分
-
4老後破綻を招く?親世代とのお金観の違い4つ
オールアバウト / 2024年4月24日 21時40分
-
5右肩上がりの「完全栄養食」味は微妙…と思いきや。日清“完全メシ”を食べ比べて「今後が楽しみになった」理由
女子SPA! / 2024年4月24日 15時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください