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都市とローカルで活動する人々の拠点「SOIL NIHONBASHI」12月開業

IGNITE / 2021年9月24日 23時15分

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緑豊かな児童公園に隣接したカフェベーカリーと、コーポラティブオフィスが日本橋に誕生。

Insitu Japanは、日本橋小舟町の堀留児童公園に隣接した築38年のオフィスビルを一棟リノベーションし、都市とローカル(地域)で活動する人の拠点「SOIL NIHONBASHI(ソイル 日本橋)」として再生、12月に開業する。

■日本中の「ローカル」がココに
再開発が進む東京では、モノもヒトも常に入れ替わり、地域特有の温度や風土といった「ローカル性」を見出すことは難しくなっているが、一方で、日本橋というエリアは、町人文化の中心地としての伝統が深く残り、五街道の発着点だったという特性上からも、日本中の「ローカル」を感じることができる。

SOIL NIHONBASHIには、尾道市瀬戸田、福島、軽井沢、富山、北杜や白樺湖など、全国各地の魅力的なローカルと深い繋がりのある企業や団体が入居予定。多様な地域と付き合う各社が日本橋にも根を張ることで、SOIL NIHONBASHIは、ローカルと都市とが交わる活動拠点として機能していく。

都市の人々にとっては、各ローカルへの発着地のような場所として、ローカルにとっては、地域の魅力的なコンテンツを都市へ発表する場として、人々に愛される場所となることを目指す。

また、SOIL NIHONBASHIは、「公園を拡張する役割を担いたい」という想いから、一階は新たに壁を二面開き、施設から公園へ自由に出入りすることができるようになっている。施設内のギャラリーやイベントスペースを公園と繋げ、入居企業が繋がる各ローカルから農家やクラフトマンが出店するマルシェ、地域の子供たちや家族に向けたワークショップやカルチャーイベントを開催し、町に学びと発見の場を生み出していく。

■カフェベーカリー「Parklet Bakery(パークレット ベーカリー)」
地元の有機食材を用い、アメリカ人夫婦のJJ & Kate監修による、サワードウブレッドを始めとした天然酵母のベーカリー。堀留児童公園側に広く開口部をとった店内は、キッズフレンドリーかつペットフレンドリーな空間。

店名の「Parklet(Park-let / パークレット)」は小さな公園、憩いの場、坪庭を意味し、カフェベーカリーと公園との接面に家具やアートを設置することで、公園の一部のような公共性の高い空間として利用される場所になって欲しいという思いが込められている。

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