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清酒発祥の地・伊丹を巡ろう!スタンプラリー「吞んびり いたみ散歩」 開催

IGNITE / 2021年10月24日 23時30分

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兵庫県の伊丹で、日本酒の文化と歴史を学ぶスタンプラリーに参加してみよう。

伊丹商工会議所は、11月1日(月)から12月15日(水)までの期間、伊丹の酒文化を感じることができるスポットを巡るデジタルスタンプラリー「吞んびり いたみ散歩」を開催。

「吞んびり いたみ散歩」は、スマートフォンを使った非接触型のデジタルスタンプラリー。参加者は伊丹の酒文化を象徴する場所4か所を周遊し、スタンプラリーサイトに表示されるクイズのヒントをそれぞれの場所で探す。ヒントをもとにスマホ上で解答すれば、スタンプを獲得できる。

■いたみを学ぶ:伊丹の酒文化とクイズスポットも

・清酒は「鴻池」から

六甲山を西に望む「伊丹」。伊丹市鴻池に建つ碑に、「鴻池家は酒造によって財をなし,慶長5年(1600年)から200年も続いている。その初代は幸元で山中鹿之介の子であると言われている。鴻池家は,はじめて清酒諸白を製造し,江戸まで出荷した。」と刻まれている。白く濁った「濁り酒」ではない、「澄み酒」が生み出された「清酒発祥の地・伊丹」を伝える伝承だ。

・江戸時代の伊丹酒

江戸では関西・上方から送られた諸産物を「下り物」として珍重され、なかでも酒は「下り酒」として歓迎された。とりわけ伊丹の酒は、麹と掛米両方に精白米を惜しみなく使ったことから「伊丹諸白」と呼ばれ、江戸で人気を博した。

伊丹酒の仕込みには、井戸水が使われていた。良質の水と酒造りの技が育んだ伝統の味は、現在まで続いている。

・伊丹郷町の街並み

200年以上も前から酒造りで栄え、多くの文人墨客が訪れる文化の町としてその名を馳せてきた「伊丹郷町」。中心市街地の伊丹酒蔵通り地区には、平成20年度都市景観大賞「美しいまちなみ優秀賞」を受賞した情緒溢れる石畳の景色が広がっている。

その美しい伊丹郷町のランドマーク的な存在が「長寿蔵」。築240年以上の酒蔵を改装した建物で、1階はクラフトビールを堪能できるレストラン、2階は長寿蔵ミュージアムとなっている。

・日本遺産に認定

酒造りの優れた技術は伊丹から西宮、灘へと伝播。良質な米と水と出会い、清酒のスタンダードを築いた。酒の品質だけでなく、伝統や文化を含む伊丹・灘五郷固有の重厚なストーリーが評価され、 『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷』として、文化庁の日本遺産に認定された。

■いたみを食す

クイズに答えることでスタンプをGETするのが必須項目となるが、これとは別に伊丹の登録飲食店を1店舗利用することも達成条件となる。巡る途中でひと休みするも良し、達成後の打ち上げ感覚で利用するも良し。

楽しみながら巡れる、日本酒のイベントだ。

イベントホームページ:https://nonbiri-itami.com/
スマホスタンプラリーサイト:https://www.stamprally.net/nonbiri-itami21

(田原昌)

※開催状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。

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